先週、仕事の合間にふらりとスーパーに立ち寄ると、ネーブルが安く売られていた。柑橘系ではネーブルが一番好きな私は途端にうれしくなり、仕事の疲れも吹っ飛ぶ勢いで10個買い求めた。ネーブルだったら朝・昼・晩と食べても問題なし! それほど好きだ。ウキウキと自宅に戻り、1つ食べてみて大満足。やっぱりおいしいや、ネーブルは! おいしさに感激しつつ、そのうちのいくつかをきれいに洗い、皮ごと輪切りにして鍋に入れた。そう、砂糖煮を作るためだ。

そのまま食べるネーブルもおいしい。でも、この皮つきのまま砂糖と水で煮込むネーブルはまた格別のおいしさだ! 水分がなくなるまで煮込んだら、さっとバットに広げてあとはあら熱が取れるのを待つだけ。たったそれだけなのに、このおいしさは何!?と思えるほど。砂糖がかたまって、アメがコーティングされたようになったネーブルは、なんだかキラキラしてきれいでもある。パウンドケーキの飾りによし、紅茶に入れてもよし、そのまま食べてもおいしいし、溶けたチョコレートでコーティングするオシャレさんもいるらしいよ!

分量は、ネーブル1個に対して水が300mlぐらい。砂糖はたっぷりの大さじ5ぐらいを目安にしている。ネーブルを鍋にいれ、水を入れて火にかけ、沸騰するとアクが出るので、きれいにすくうこと。次に砂糖をたっぷり入れて、コトコト煮込む。焦がさないように注意。だいたい20分ぐらいで出来上がりなので、鍋の側から離れない方がいいかもしれない。

熱いうちにバットやアルミホイルに広げて冷ましておく。時間のある週末に是非作ってみてください。部屋がネーブルのいいにおいで満たされますよ。

材料 (2人前)

ネーブル 1個

水 300ml

砂糖 大さじ5から6(お好みで)

【村井さんちの田舎ごはん】まとめはこちらでチェック