食欲旺盛な男性が家庭内に3人いると、週末はどうしてもがっつり系メニューが多い。金曜は鶏肉、土曜は豚肉、日曜は牛肉といった具合で、彼らの要求を満たすためにキッチンはフル稼働することになる。
私自身は漁師町生まれということもあって魚の方が断然好きだし、肉はハムやソーセージといった加工製品の方が好きだ。だから、男性チームが焼きたての肉をガツガツと口に運んでいる横で、「よくそれだけ入るな……」とつぶやきつつ、写真のようなメニューを独り静かに食べていることが多い。生ハムやソーセージ、数種の新鮮な野菜とパン。これにワインがあったらもう満足だ(写真の量は随分控えめだが、当然、もっと沢山食べている。そして飲んでいる)。
ハムやソーセージに合わせる野菜で私が好きなのは、トマトやアボカドだ。とくに、新鮮なアボカドには目がない。レモンを絞ってそのまま食べるのもいいけれど、時間があるときに必ず作るのがアボカドディップ。今週も前置きが長かったが、このアボカドディップを紹介しようと思う。
さて、早速作り方です。新鮮なアボカドの皮を剥き、実をスプーンの背でつぶす。玉葱のみじん切り、レモン、塩、粗挽きブラックペッパー、そしてマヨネーズを加えて、手早く混ぜる。これだけだ。ここに油を切ったツナを入れると、より濃厚なディップが出来上がる。また、クリームチーズやわさびを加えてアクセントをつけることもできる。
私自身はシンプルなタイプが一番好きだけれど、たまにはバリエーションを加えても楽しいだろう。ナチョス、クラッカー、フランスパンなどをそえれば完璧だ。是非!
材料 (2人分)
アボカド 1個
たまねぎのみじん切り 適宜
粗挽きブラックペッパー 適宜
レモン 適宜
マヨネーズ 適宜
作り方のポイント
レモンはたっぷり絞るとさわやかでおいしいです!
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