オーストラリア・シドニー在住のジャーナリスト、メアリー・ローズ・マディガンさん。SNSでボディポジティブなメッセージを発信する彼女は、 男性とデートしたときに「もっと痩せたほうがいい」と言われたと、ライフスタイルウェブサイト<MamaMia>で告白した。

デートしていた男性と初めてベッドを共にした後、体型について指摘されたというメアリーさん。

相手の男性はメアリーさんに「君は痩せたら、もっとセクシーになるよ」と告げ、その後場を和らげようとしてこう伝えてきたという。

「君は今だってセクシーだけど、もっとセクシーになれるってことだよ」

恥ずかしさと怒りを感じ、彼に再び会うことはなかったというメアリーさん。また彼の言葉に動揺していることを伝えたものの、謝るどころか「大げさだ」とも言われたそう。

「その言葉の意味を考えながら、本当にバカバカしいと思いました。どうしてそんなことが言えるのだろう?愛し合った後だからといっても、失礼にもほどがありました」
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そしてこの経験によって、彼女は自信を失ってしまうことに。

「私は自分に対して、『どんな体型でも素敵だし、自分の価値やセクシーさはジーンズのサイズでは測れない』と言い聞かせる必要がありました」

「変えるべきなのは、彼の女性に対する振る舞いだけ。そうであるにもかかわらず、プラスサイズの女性が誰かとデートするために払う代償なのではないかと、不安になってしまったのです」

実際に誰かとデートできるようになるまでは時間がかかり、セクシーだと感じられる下着を買ったり、自分に優しくすることに時間を費やしたメアリーさん。セルフケアに集中したことで、最終的には自信を取り戻せたという。

「私が学んだのは、誰かに心ない言葉をかけられたとき、それがその人のすべてを物語っているということです」

現在は、何事にもポジティブにとらえようとしているメアリーさん。けれど12歳頃のから自分の太ももが好きになれず、ミニスカートを履くのを避けてきたという。

体型に対する不安を解消するためには、「自分を愛することとセラピーが大切」と言いつつ、自分が素敵だと思えるような服を見つけるのも効果的だと語った。

「オーストラリアのブランド『Edgeley』のミニスカートは、ウエストを強調してくれ、かつお腹にも食い込まないんです。もうこのミニスカートの虜になっていますし、私の人生を変えてくれました。このミニスカートのおかげで、自分の太ももを受け入れることができたんです」

「もちろん、誰にでも体に対する不安はあると思います。でも、自分に合ったスタイルやアイテムを選べば、ファッションひとつですべてを変えられます。そうすることで、自分の体を新しい視点から見られるのです」

またメアリーさんは、自分を好きになるためのアドバイスも発信。

「もし、あるファッショントレンドが自分の体型には合わないと感じても、そのトレンドが好きならあきらめないでほしい。自分に合っていて、自信を持てるようなスタイルやアイテムを見つければいいのです」

「ありきたりかもしれませんが、一度自分に合ったスタイルを見つけると、必ず輝きを放つと思うから」