「ワン・ダイレクション(以下1D)」のメンバーで、現在はソロ活動を行っているリアム・ペイン(28歳)。先日あるポッドキャストに出演した彼は、元メンバーのゼイン・マリクに対する気持ちを率直に語った。
お騒がせセレブとしても知られる、YouTuberのローガン・ポールのポッドキャスト『Impaulsive With Logan Paul』に登場したリアム。
2020年、ローガンの弟で同じくYouTuberのジェイク・ポールが、ラスベガスで行われたボクシングの大会でゼインに失礼な態度を取られ、バッシングのツイートをしたという話から、ゼインの話題に。
2010年7月にデビューした1Dは、数々のヒット曲を世に送り出し、瞬く間にトップスターの座を手に。しかし人気絶頂の中、2015年3月にゼインが脱退。残されたメンバーはゼイン脱退後も活動を続けていたものの、2016年1月に無期限の活動休止を発表し、現在はリアムを含むメンバー全員がソロ活動に専念している。
同世代の5人が集まった1Dは、メンバー全員が和気あいあいとする姿が印象的だったけれど、リアムはゼインとの関係が複雑であることを明らかに。
「私がゼインを嫌う理由はたくさんあり、いつも彼の味方でいる理由もたくさんあります。もし私が、彼が成長過程で味わったことを経験していたら…。私の両親は、時に煩わしいほど協力的なんです。そういう意味ではゼインは、また違う育ち方をしています」
「世間の人々はゼインを見て、『あぁ、嫌な奴だな』と言うでしょう。しかし結局のところ、彼がこれまでに経験したことや彼自身がどうなりたいのかを、理解する必要があると思います」
その後、リアムは「ゼインのことは批判したくない」と語ったものの、元恋人のジジ・ハディッドの母への暴行事件を示唆するような厳しい言葉も投げかけた。
「聞いてください。私はゼインがしたどんな行動にも賛成していません。彼の行動のなかには、許されないこともあります。そのことで彼の味方になることはできません」
「私が言えるのは、私は彼のことを理解しているということ。唯一の希望は、人生のある時点で電話の向こう側にいる人が、見返りなしで与えられる助けを受けたいと思ってくれることです」
かつて一緒に活動していたゼインへの想いを、赤裸々に語ったリアム。今後メンバーたちの関係が修復する日は来るのか、見守りたいですね。
※この翻訳は抄訳です。
Translation: ARISA ISHIMOTO