自分の人生は、自分でしか生きられないし、どう楽しんでいけるかは、毎日の選択と気持ち次第。どんな生き方だって、自分で選んできている人は、いつだって魅力的に見えるし、自然と心惹かれるもの。コスモポリタン日本版では、人生を謳歌しているさまざまな女性の生き方を紹介していきます。

シンガー  Leolaさん

20164月に「Rainbow」でデビューした、注目シンガーのLeolaさん。自ら命名したという"太陽の歌声=Leola"の生き方をクローズアップ!

-シンガーとして歩んでいく道を選んだきっかけは?

家族の前で披露したカラオケが、歌の道へと導いてくれた

移動中の車の中では必ず歌っているほど、歌うのが大好きな家族に囲まれているので、小さい頃から自然と歌っていました。「絶対歌手になる!」と決意するような大きなきっかけがあったわけではありませんが、親戚を含めて家族の前でカラオケを披露する機会がありました。知らない人なんてひとりもいなかったのに、足ががくがくしちゃうぐらい緊張していたのですが、歌い終わった後、「上手だね。もっと歌ってもらいたかったよ」といわれたんです。そのひと言がとても嬉しくて、歌うことに対して初めて自信を持てた瞬間だったと思います。同時に、「ステージに立って歌いたい」と思うきっかけのひとつになりました。

そこからオーディションを受けるようになったのですが、オーディションで落選を経験した時に、「何を歌えば認めてもらえるのだろう」と。落選したということは、認めてもらえなかったということになるので、落選した悔しさもありましたが、何が正解なのかが分からなくて、そこで初めて歌うことと正面から向き合うようになりました。

その落選からデビューまでの5年間で、新しい歌い方や、自分の声を見つけられる人との出会いもたくさん経験しましたし、音楽以外にも視野を広げることでビーチ、オーガニックミュージックというカルチャーにも出会えました。

その頃の私は、夢に対して漠然とした憧れや、歌えていたら幸せという感じでしたが、夢を持つことの覚悟や責任を得られたのも、落選がきっかけです。

-ビーチ、オーガニックミュージックとは具体的にどんな音楽?

楽器の音を楽しんでもらうこと、温かみをある…総称してオーガニック
Winter, Cool, Glove, Holiday, Lens flare, Backlighting, Love,

ビーチミュージックといっても、人それぞれ違うと思うんです。サーフも、レゲエも、海で音楽を聞くこともビーチミュージックだと思います。ビーチカルチャーの中にある音楽ぐらいの感じです。デビューシングルの『Rainbow』もセカンドシングルの『Let it fly』も、細かいジャンルに分けると、違う曲調になるんですけど、共通しているところがビーチミュージック。

オーガニックミュージックも同じで、限りなく生の音、楽器の音を楽しんでもらう、有機的、温かみがある、血が通っているような音楽などの総称です。

私がビーチカルチャーに出会った時、日常の些細な変化、環境への愛、家族への愛を感じました。「こんなにピュアな人たちがいるんだ」と感動したと同時に、私もそういう考え方を持っていたいなと。陽が昇って活動を始めて、陽が沈んで眠りにつく。当たり前のことに感謝することができたら、恨むことや悔やむことが少なくなっていくのかなって。うまくいかないこともあるけど、うまくいかないことさえも楽しめるような、そんなマインドでいることを大切にしています。

もちろん、楽しみたい気持ちがあるけど、楽しめないって時はあります。だけど、この世の終わりだと思うぐらいの失恋をした時、泣きじゃくっていたけど、友達が笑顔にしてくれて、いつの間にか日常を取り戻した経験をしたことがあると思うんです。「もうダメだ」と思っても、前向きな気持ちになれてきた今までの経験を信じることで、不幸せなことが幸せと思えたり、今まで幸せと思っていなかったことに幸せを感じたりできるのかなって。だから、ネガティブな気持ちになるような出来事が起きても、「その先には、必ず成長した私がいるはず!」と、おまじないのように言い聞かせています。

-夢を掴むためには大切なことは?

"やり残したことはないと思えるまで全力で向き合う"

目の前に来たチャンスときちんと向き合うこと。「そのチャンスを必ず掴め」とは言えないですけど、意味のある、後悔のない行動をとることは大事だと思っています。手を抜かず、全力を出して向き合っていたら、例え失敗に終わっても、「やり残したことはない」と感じるはず。私は、初めてのオーディションで落ちた時に、「まだできることがあった」と思ってしまったので、もう二度とそんな思いはしたくないので、それからはどんな時でも意味のある行動をとっています。

そして、ハッピーでいられるように心掛けています。「つらい時こそ笑ってやる~」という気持ちで、たくさん笑うようにしています。笑う門には福来ると言いますし、ハッピーに過ごしているほうがたくさんの幸せが集まってくると思うんです。

私は歌が好きで、歌を歌うことを仕事にしたいと夢を抱き、デビューができた今、その夢はかなったと言えるかもしれません。でも、その夢は形を変え、また違った夢へと変化しています。Leolaとアーティスト名は、太陽の歌声を意味していますが、私の歌声が太陽の歌声というよりは、Leolaとして歌い続けることで将来的に、太陽の歌声になっていきたいなという希望のほうが強いんです。念ずれば通ずるではないですが、思いを描いていたらたどり着けるような気がしているんです。

「私の音楽を聞くことで、毎日の生活の中で疲れた時、その疲れをほぐせるサプリメントのような役割が担えたら嬉しいです」とほがらかに笑うLeolaさん。誰かの生き方を真似たり、憧れたりするのではなく、自分にしか歩めない道をしっかりとした足取りで歩くことが自分らしく輝けると教えてくれました。

Leolaさんから学んだ仕事をより充実させるためのヒント】

・夢に対して、どんな結果でも受け止めるだけの覚悟を持つ

・つらいと感じる時こそ笑う

・やり残したことがないと思える行動をとる

・自分にしか歩けないオンリーワンの道を歩む


セカンドシングル『Let it fly』をリリース!

Horse, Halter, Working animal, Bridle, Jaw, Horse tack, Purple, Organ, Snout, Horse supplies,

「明日でも、明後日でもなく、今すぐかけがえのない大切な人へ自分の想いを伝えよう」というメッセージが込められたLeola流のラブソング。印象的なアメリカ西海岸ビーチサウンドにのせて、明るく、優しく、どこかシャイさも感じる1曲に仕上がっている。

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