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遊びゴコロが鍵!おしゃれな部屋をつくるトレンドカラー5選

これまでよりも、大胆で温もりのある色にトライしてみて!

2023年は、活力あふれる色が席巻しそう――全米屈指のカラーエキスパートたちはいま、控えめな色や寒色系の時代はひとまず落ち着いたとし、暖色系の大胆で遊び心ある色彩の人気が高まると予想している。その理由は、自己表現の手段として、色のチョイスに対し私たちがより冒険心を持つようになってきたからだそう。
JAMES MCDONALD, RICARDO LABOUGLE, THOMAS LOOF

2023年は、活力あふれる色が席巻しそう――全米屈指のカラーエキスパートたちはいま、控えめな色や寒色系の時代はひとまず落ち着き、暖色系の大胆で遊び心ある色彩の人気が高まると予想しています。

パントン・カラー・インスティテュートのバイスプレジデントであるローリー・プレスマン氏は、人々がより大胆な色を使うようになったというだけでなく、特に自宅で色を巧みに使うようになっていると説明。

私たちには、クリエイティブな表現をしたいという欲求があります
周囲の環境がメンタルヘルスに影響を与えることを理解し、多くの人が喜びや幸福感を高めるために、自宅内でクリエイティビティを発揮しているのです

ここ数年ではさまざまなカラーをミックスして、完全に人とは違う、自分だけの空間を作る方法を考えるようになっています。アメリカ発の塗料メーカー、「ベンジャミンムーア・ペイント」でカラーマーケティング・ディレクターを務めるアンドレア・マグノ氏は、自宅をリフレッシュするには、より鮮やかな色を取り入れるのが一番だという。

大胆な色にいきなり挑戦するのは容易ではありませんが、たとえ小さなスペースでも、一度彩度の高い色や深みのある色に挑戦すれば、色の持つ変化の力を実感することができるでしょう

とマグノ氏は語っています。

自分に合った色を選ぶ際は個人の好みによるところが大きいけれど、プレスマン氏とマグノ氏によると、来年に流行しそうなトレンドカラーがいくつかあるそう。インスピレーションを求めている人のために、2023年注目の“トレンドカラー”5色を「Hearst Contents Hub」からお届けします!

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インパクトのある赤&オレンジ

philip vergeylen london apartment home tour kitchen
Ricardo Labougle

「ベンジャミンムーア・ペイント」は、過去の落ち着いたカラーから一転し、“ラズベリー・ブラッシュ”を2023年の公式カラーに選びました。

この決定は、インテリアデザイン業界がより彩度の高い色合いへシフトしていることを示唆しています。

マグノ氏は「特に過去数年間はニュートラルカラーや落ち着いた色合いが主役だったため、2023年はその反動で、大胆で彩度の高い色への憧れや、少し意外性のある色への移行がみられるでしょう」

安心できる確実なものから離れることになっても、色を通じて創造的に表現しようとする人々の意欲を後押しするようなカラーに、注目が集まりそうです」と語ります。

特に、赤、オレンジ、テラコッタのような色は、人々をコンフォートゾーンから解き放ち、より表現力豊かに導いてくれるため、人気が高まると予想。プレスマン氏は「特にビビッドな赤やオレンジのような色合いは、活力を与え、気分を高揚させてくれます」と述べている。

“意外な”グリーン

the kitchen table is draped in a hand blocked antique sheet and the fireplace tiles are delft
James McDonald

明るすぎず暗すぎないグリーンは、自然を感じさせる色合いとして世界中の家庭を虜に。この落ち着いた色合いはニュートラルな色の定番となっていますが、マグノ氏は、よりユニークな色合いのグリーンが今後家庭にも浸透していくと考えているそう。

特に注目なのは、「ベンジャミンムーア・ペイント」の「カラートレンド2023」のパレットにも選ばれた“サバンナグリーン”。

“サバンナグリーン”には柑橘系の酸味を想起させるため、壁の色としては意外に感じるかもしれませんが、部屋で使用すると、遊び心と洗練された空間を同時に生み出してくれます」と語ります。

部屋の壁を、明るい黄緑色やフォレストグリーンに塗るのは気が引けるかもしれませんが、その仕上がりにはきっと納得するはず。

アーシーな温もりのあるブラウン

nick olsen michael lorber park avenue home tour sitting room
Thomas Loof

自然な色合いは、2023年に入っても引き続きカラートレンドを席巻し続けますが、プレスマン氏によると、「クラフト感のある、より自然界に近いナチュラルな色合い」への関心が高まっているそう。特に、さまざまな種類の木材や鉱物、さらには宝石を連想させる、あたたかみのあるブラウン系が注目なのだそう。

塗料を販売する「C2ペイント」は、コッパー系の柔らかなブラウン、“ティラミス”を2023年のカラーとして発表。

この色はオーガニックカラーのトレンドを見事に体現しています。このような色合いは、快適で安心できる空間を演出すると同時に、背景にニュアンスを与えてくれる!

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暖色系のヌードカラー

a contemporary oil painting by svenja deininger marianne boesky gallery hangs in a guest bedroom in vero beach, florida interior design, ellen hamilton
Thomas Loof

明るく鮮やかな色があふれるなか、ニュートラルカラーを試すのは少し退屈に感じる人も。しかし、色の専門家によると、この色は部屋のベースをしっかり作ってくれる、重要な役割を担うそう。

2023年のニュートラルカラーは、過去に見られたようなクールなトーンではなく、アースカラーを基調とした温もりのある色調が主流。

淡いモーヴ系の“レッドエンド・ポイント”を2023年の自社カラーに選んだ「シャーウィン・ウィリアムズ」のような塗料メーカーは、来年はより多くの暖色系ニュートラルカラーが登場すると予想。

新たな“黒”となる深いカラー

a custom mohair sectional in a library surrounds a table and the walls are a dark eggplant hue
Brie Williams

黒は決して流行遅れにはならないが、部屋に深みとエレガンスをもたらしてくれる色は他にもたくさんあります。

「ベンジャミンムーア・ペイント」は、カラートレンド予測のなかで、バイオレットと黒のニュアンスを持つ深みのあるチョコレート色“ウェンジ”を、黒に代わる素晴らしい色として取り上げている。

いっぽう、プレスマン氏は「アースカラーのバイオレット」の人気も高まっていると語ります。アーシーな深みをたたえたブラウンやパープル、グリーンは、黒が持つドラマティックさと力強さを兼ね備えつつも、意外性や重層性も感じさせてくれます。

Translation: Masayo Fukaya
From Veranda

From: ELLE JP
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