南ウェールズ在住のニアム・ルイスちゃんは、3歳のときから髪などが抜け始め、5歳で脱毛症と診断を受けたそう。現在8歳の彼女は、常に前向きで周りを明るく照らす存在に。モデル業にも挑戦しているというニアムちゃんの原動力とは――。

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過去には学校でいじめられた経験もあるというニアムちゃん。しかしそんな逆境にも屈しないと、彼女の母親エイミーさんは<Daily Mail>にコメント。

「娘はユニークな外見のことで、他の子どもや見知らぬ人からいろんなことを言われてきました。簡単なことではなかったけれど、娘はどんなネガティブな意見にも屈しないんです。ニアムは自分の姿に自信を持っていて、周りのみんなにインスピレーションを与えてくれる存在。誇りに思います」

ニアムちゃんは3歳のときに部分的に毛が抜け始め、5歳になった頃から全ての髪を失ったそう。当時からその状況を受け入れ、前向きに考えていたのだとか。

「ニアムは『私の体が毛を必要とするならば、また毛を生やすと思う。ママ、流れに身を任せてみよう』と言いました。だから今は、脱毛症についてはポジティブにしか話しません」

一方で母親のエイミーさんは、娘よりも自分が受け入れるまでに苦労したと告白。将来への心配や、周りの人からどんな扱いを受けるのかを考えると不安が消えることはなかったという。

お互いにサポートし合い、ポジティブに過ごす家族に対し、見知らぬ人からは“重い病にかかったかわいそうな子”だと思われることも。

「娘の外見から、一緒に遊んでくれない子もいました。どこに行っても、周りの視線を感じるし、“末期の病気の子”だと思われることも多いです。突然、見知らぬ人に抱きしめられたり、お金やお菓子をもらったりしたこともありました」

こうした好奇のまなざしにも負けず、ニアムちゃんは最近、複数のモデル事務所と契約。カメラの前でも自信を失うことなく、モデル業を楽しんでいるそう。

そして、脱毛症と闘う人々ともつながるために、Instagramのアカウントを開設。エイミーさんは、サポートグループを立ち上げたいとも考えているのだとか。

「私たちは世界中の脱毛症の女性や子どもたちをフォローしています。これからは、サポートを受けられる人がもっと増えたらいいなと思っています」