【ソフィアさんの履歴書】
10代後半:高校中退、両親の離婚、万引き…。アルバイトをしながら自活した10代
高校時代にはうつ病、ADD(注意欠陥障害)と診断される。その後、高校を中退し、自宅学習。さらに両親が離婚をし、自分の力で生きていくことになる。ヒッチハイク、万引き、ゴミ箱あさりをしながら、様々なアルバイトを経験する。
22歳:イーベイ(eBay)で古着を販売したらヒット!
ヘルニアにかかり、医療保険を入手するために、美術大学で自給13ドルのIDチェックの仕事に就く。
その頃、イーベイ(eBay)で古着を販売し始めることに。8ドル(約900円)で購入したジャケットが、1000ドル(約11万円)で売れる。この経験を活かし、精力的に販売していったところ、1週間に約25着売り上げる。自身で撮影、モデル、配送などをこなす。
24歳:「ナスティ・ギャル(Nasty Gal)」を創設
イーベイでの販売ができなくなり、オンラインショップ「ナスティ・ギャル(Nasty Gal)」を創設。高校時代の友達にウェブページの制作を頼み、独学でフォトショップのスキルを学びながら、手探りで立ち上げる。
30歳:自伝本を出版、女性起業家をサポートする財団を設立
自伝本「#Girlboss」を発売。女性起業家たちに1万5,000ドル(約167万円)の援助金を支給する「The Girlboss fondation」を創立。
32歳:フォーブスの長者番付にランクイン。その後、同年に破産
フォーブスの「自力で成功したアメリカの最も富豪な女性」リストに、32歳という若さで名を連ねる。起業から10年以内で年商3億ドル(約328億円)に近づき、保有資産は2億8000万ドル(約306億円)と推計された。
しかし同年、勢いを維持できず、破産申請をすることに。私生活では離婚を経験。
33歳:メディア事業「ガールボス」を立ち上げ、再挑戦
伝記本をもとにしたNetflixのドラマシリーズ「Girlboss」が放映される。9500万人が視聴。
「ナスティ・ギャル」の破産申請から1年も待たずに、会社「ガールボス」を創設しビジネスへの復帰を果たす。
同社では、自身が司会を務めるポッドキャストやオンライン雑誌の制作、カンフェレンスなどを開催。