ハロニチハ! ティガラだよ。みんな元気? 

年度末の3月って、いろんな形で新しい旅立ちやスタートがある季節だよね。進路だったりキャリアだったり。次の道を選ばないといけないってときもたくさんあると思うんだけど、そんな中で、「ズバリやりたいこと」をどれくらいの人が見つけられたのかな? きっと本当にやりたいことってなかなか見つけられなくて、わからない…でも、「やりたいこと」さえハッキリしたらもっとハッピーになれるのにっ!なんて思うって人も多いと思うんだ。そんなみんなに、今回のテーマはぴったり!

ティガラは「やりたいこと」がハッキリしすぎて、これだ!と思って、本能のまま4大陸を駆け回って来たんだけど、この"ブレない、迷わない"ことで、たくさんの道が開けて、たくさんの素敵な出会いがあったんだ。そんな経験者として、今月は「やりたいこと」の見つけ方をお伝えしたいと思います☆

1.自分が心からワクワクすることって何?

まず 「やりたいこと」を見つけるときに、自分が心からワクワクする瞬間を思い出してみよう。子どもの頃のほうが純粋にワクワクしていたはず。かわいい服を着ること、絵を描くこと、映画を見ること、外国の生活を知ること…何かしらみんな心が弾むような出来事って絶対あったはずなんだ。考えるだけで、嬉しくてニヤけちゃうようなことね。

「やりたいこと」が分からないって人は、そのワクワクのセンサーが鈍くなっちゃってることが多いから、今このタイミングで再確認してみて。

2.消去法:とりあえず「これはイヤだ」と思う選択肢を消していこう!

ワクワクすることが多すぎた人や、反対にワクワクすることが思いつかない人は、消去法を試してみて。考えたことを仕事にしたときに、そのライフスタイルは自分に合わないなとか、仕事としてはやりたくないなとか、違うと思うものを消していってみて。

例えば、音楽を聞くのが好きでワクワクしたとしても、音楽を作って歌うアーティストになりたいって思う人もいれば、音を作るエンジニアになりたい人もいるし、アーティストをサポートする仕事をしたいって思う人もいたり、1つのワクワクでもたくさん選択肢があるんだよね。その中から、まず違うなって感じるものを消して行ってみて。

3.家族とか社会の常識を考慮しないで、自分がしたいことって?

だんだんワクワクすることが絞れてきたら、次は「なんでそれを今まで実際にして来なかったのか?」を考えてみて。家族がどう思うかとか、社会の常識を踏まえたらみんながやってないことだったとか、周りの意見に流されてしまっていたなんてことが多いんじゃない? でも、もう、それは全部ナシで考えてみて!!

私たちは、親の人生を生きてるわけでも、彼氏の人生を生きてるわけでもありません。自分でしか作れない自分の人生を歩いてるの。良くも悪くも、最終的に責任取るのは自分自身だからね。誰かのせいにしたくても、それを選択したのも自分だから、自分の責任。どうせ自分で責任取るんなら、自分が納得するまで好きなことやりたくない? 周りは、最初は反対するかもしれないけど、家族も友達も時間が経てば応援してくれるようになるし、もしいつまでたっても反対する人がいたら、心配するあまりに反対したくなるっているだけなのか、実際にあなたの人生にそこまで必要じゃない人たちかも。

そうやって全て取り去ったら、自分の責任で何でもやってみれることが分かるから!

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Allan Abani

4.自分が何者にもなれることを知る。

自分がワクワクすることが分かって、自分の責任で何でもできるって思っても、まだ行動に移せない人。それはきっと「自分なんかには無理」って思っちゃってる人が多いんじゃない? きっとみんなに、どんなに小さなことでも人生で1回か2回は、自分でこうするって決めたら本当にできちゃったことがあると思うんだよね。その時のことを思い出してたら分かると思うんだけど、本当に本当に自分がやるって決めて強く信じていれば、何かの力がその方向へ少しづつ導いてくれるんだよね。ティガラも、最初音楽を始めたとき、よし、とりあえず海外で、まずブラジルでデビューしようって思って日本を飛び出して、それからL.A.に行ってハリウッドで契約したからね。後から、世界にはどれだけ才能のある人がいるか知ってぞっとしたけど(笑)。でも、やるって決めたら結構できちゃうものなんだよね。

ちょっと分かりやすい例で考えてみたいんだけど、私も大好きなはるな愛ちゃん。彼女はみなさんもご存知の通り、現在45歳(!)の産まれたときは男性の体だったけど素敵な女性です。10年くらい前から“国民的アイドル”のように、お茶の間で愛されているけれど、10年前とはいえ、35歳の男性が、どこから見ても本物のかわいい女性になって、日本中からかわいいって言われてみんなに愛される仕事をしてるって、かなりすごいことじゃないですか!

うちらが生きる21世紀は、技術の進歩と価値観の多様性のおかげで、今までできなかったことが、実際に可能になってしまう時代。そう考えてたら、もし本当にやるって決めたなら、メダルは取れなくても、人生に1度は、オリンピックに出場するくらいのことはできるなって思えて来ない? いやー、本気で決めたらできるよ、きっと。私も、そんな感じで音楽を仕事にして、世界中飛び回って来たからな。

だからみんなも、本当にできるって思ったら「何者でもなれる」ってしっかり知っておいてね!

5.そのワクワクしたエネルギーで、最初の一歩を踏み出そう!

ワクワクすることと、自分が生きたいライフスタイルが分かって、自分が何者にでもなれるって信じられたら、あとは最初の一歩を踏み出すのみ! これだけ方向性がはっきりしたら、どんどん進んでいけるだろうし、道がどんなに困難でも、自分の夢を生きてると、思ってもみないタイミングで見える景色が、本当に素敵で神秘的な映画のワンシーンみたいな瞬間に出会えるんだ。そして、それがあるから進んで行けるし続けられる。

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ALLAN ABANI

みんなも、自分の「やりたいこと」を見つけて、よりワクワクした人生を描いてみてね!

ティガラでした☆

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