アメリカ・マサチューセッツ州に住むアリー・リビングウォーターさんは、先日、パートナーのティモシーさんとの結婚式を開催。花嫁のアリーさんが自分の大切な日のために選んだ特別な一着は…祖母が1961年に着用したウェディングドレス!

9月25日にマサチューセッツ州ターナーズ・フォールズで、結婚式を挙げたアリーさん。美しいロングスリーブのレースのドレスは、5年前、祖母アンさんの家の地下室にあった黒いゴミ袋の中から見つけたそう。

60年前、アンさんが自身の結婚式で着たというこのドレス。アリーさんは、すぐに「自分の結婚式で着たい」と思ったのだとか。サイズは驚くほどぴったりでドレスを直す必要はなかったものの、1961年からずっと地下室に保管されていたためクリーニングに出すことに。また、ガウンの下にフープスカートを追加し、シルエットをアレンジしたそう。

「祖母は、私がそのドレスを着たいと言ったことに驚いていました。ドレスは特別なものではないと思って、古いゴミ袋に入れて保管していたので。でも、私にとっては特別なものだったんです」
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38年間の結婚生活の後、夫が亡くなったというアンさん。迎えた式当日、アンさんは孫のアリーさんのドレス姿を見て涙を流していたという。

アリーさんは、このドレスについての想いをこうコメント

「祖母が祖父と結婚するときに着ていたものなので、私にとっては大切な一着。祖父には会ったことはないけれど、祖父母が幸せな結婚生活を送っていたのは知っています。このドレスが、私の結婚への道を開いてくれたような気がするんです」
「ドレスを見た瞬間に、その美しさに惚れ込みました。だから、運命の一着に決めるのは当然のことだったんです。このドレスのおかげで、祖母と私の距離はさらに縮まったと思います」

結婚式でのジンクスのひとつ、「サムシングボロー(幸せな結婚生活を送る先輩花嫁から借りたものを身に着け、幸せのおすそ分けをいただく)」となった今回のドレス。家族みんなにとって、一生忘れられない日になったはず。