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NetflixやAmazon Prime Videoは面白い番組の宝庫。お気に入りのシリーズを見終わって「次は何を見よう？」と考え中のあなたに、オシャレ心を刺激するおすすめ番組をご紹介します！
メイクやファッション、インテリアなど、多岐にわたって美のインスピレーションが刺激されること間違いなし♡
『ル・ポールのドラァグ・レース』（2009～）
ドラァグ・クイーン界のカリスマ、ル・ポールがホストを務める『ル・ポールのドラァグ・レース』。ドラァグクイーンのNo.1を決めるバトルショーで、2009年の放送開始から12シーズンが製作されている大人気番組です。
それまでクィアなコミュニティのサブカルチャーだったドラァグクイーンを、ポップカルチャーのメインストリームに押し上げたとの呼び声も高く、2016〜2019年までエミー賞を受賞し続けているほか、2019年には「METガラ」史上初めてドラァグクイーン姿でピンクカーペットを歩いた出演者も輩出しています。
語り尽くせないほど魅力ある番組ですが、見どころを一言で表すなら、それは出演者たちの持つ“強く美しい意志”。番組内でよく耳にする「私が誰より美しい」といった発言は、単に強気なだけでなく、これまでの努力に裏打ちされた自信や誇りのあらわれであることが垣間見えるのです。それゆえクイーンたちの“キャットファイト”も、お互いを攻撃し合うだけじゃないユーモアに富んだものが多く、ポジティブなエネルギーをもらえる番組です！
『メイクアップ・スター』（2019）
10名の若手メイクアップ・アーティストが、有名メイクアップ・アーティストのアシスタントポジションを巡って争うバトルショー 。「特殊メイク」や「ソーシャルメディア用メイク」など、与えられたテーマに沿って各々がメイクの完成度を競います。
美しさやクリエイティビティだけでなく、プロとしてのスキルが問われるのも見ていて面白いポイント。例えば雑誌のグラビア用なら、撮影のライトが当たった状態で最も美しく見えるよう計算されているか、またはファッションショー用なら、短い時間で仕上がって耐久性もあるか…など、厳しいチェックに見ているこちらもハッとさせられます。
1エピソードにつき3ラウンドとテンポ良く進行し、一度にたくさんのメイクを見ることができるので、メイク好きの心を満たしてくれること間違いなし！
『クィア・アイ』（2018～）
![Queer Eye | Official Trailer [HD] | Netflix thumnail](https://img.youtube.com/vi/GZMrivD2Aok/maxresdefault.jpg "Queer Eye | Official Trailer [HD] | Netflix thumnail")
「ファブ5」と呼ばれるゲイ5人組が、それぞれの得意分野を活かし、自信を失った人々を素敵に変身させるドキュメンタリー。2018年、2019年とエミー賞の連続受賞を果たし、世界的にも大人気の作品です。
その秘密はなんといっても、「ファブ5」の持つ圧倒的ポジティブさと大きな愛。“変身”といっても人を変えようとするのではなく、元々持っている長所に気付かせるだけ。つまりこの作品は、自分を愛することの大切さを教えてくれるのです。彼らのあたたかく心強いアドバイスと、自信を取り戻した依頼人たちの笑顔は、涙なしでは見られない…！ まずは日本を舞台にした『クィア・アイ in Japan!』から見てみるのもおすすめ。
『ネクスト・イン・ファッション』（2020）
優勝賞金の25万ドル（約2,700万円）とECサイトでの販売権をかけて、新進気鋭のファッションデザイナーたちがトップを目指すバトルショー。18人のデザイナーが2人1組となり、与えられたテーマに沿って服を制作、技術とセンスを競います。
『クィア・アイ』の出演者として知られるタン・フランスと、モデルで自身のブランドも手がけるアレクサ・チャンが司会を務め、毎回有名デザイナーが審査員として参加します。
見どころはなんといっても、出演者の創り出すユニークなデザインやコンセプト。様々なバックグラウンドを持つ参加者たちのクリエイティビティに、見ているだけでインスピレーションを刺激されます。限られた時間で服をデザインし、それを縫製して形にしていく…という、普段なかなか見ることのない職人技にも、思わず見入ってしまうこと間違いなし！
『インテリアデザイン・マスター』（2019）
インテリアデザイナー志望のアマチュアたちが、限られた予算で部屋をオシャレに改造していくバトルショー。参加者は学生や主婦、退役軍人まで様々で、皆DIYやインテリア好きな素人ですが、さすがデザイン大国のイギリスが舞台なだけあってか（？）、とにかくオシャレ。思わず模様替えをしたくなるくらい、これでもかとインスピレーションを刺激されます。
一方で、審査員を務めるプロのインテリアデザイナーたちのコメントは辛口。依頼者のオーダーに沿っているか、利用シーンに合っているかなど、容赦ないジャッジも見どころの1つです。
『メイキング･ザ･カット ～世界的デザイナーを目指して～』（2020）
12人の若手デザイナーが、次の世界的ファッションブランドになるべく争うバトルショー。100万ドル（約1億円）という高額な優勝賞金に加え、各エピソードで勝ち抜いたルックはAmazonストアで世界中から購入可能（！）という新コンセプトが話題の本作。
司会を務めるモデルのハイディ・クルムとファッションコンサルタントのティム・ガンは、以前にもデザイナーズバトル番組『プロジェクト・ランウェイ』で共演。忖度なしの2人のやりとりは痛快で、ゲスト審査員も、ナオミ・キャンベルやニコール・リッチー、キアラ・フェラーニなどゴージャスな顔ぶれ。
デザインだけでなく、ビジネスセンスも審査対象になるのがユニークなポイントで、ニコールは＜マリ・クレール＞に、「どのデザイナーも才能があるし一生懸命だから、脱落者を決めるのが難しかった」とコメント。審査員目線でぜひチェックしてみて！
『セリング・サンセット 〜ハリウッド、夢の豪華物件〜』（2019～）
ロサンゼルスにある高級不動産会社、オッペンハイムグループで働く女性営業たちを追ったドキュメンタリー。L.A.の一等地にある豪邸は、桁違いのゴージャスさ。それ相応のお値段ゆえに買いに来るのもセレブばかりで、そんな“超”高額商品を扱う彼女たちもまた、営業スキルに長けた敏腕ぞろい。
飛び抜けた美貌やトーク力、頭脳を活かし、時には心理戦も駆使してキャリアを駆け上がっていく様子にシビれまくり！ やっぱり仕事っていいな、明日も頑張ろう、という気持ちにさせてくれる作品です♡
