コロナ禍でソーシャルディスタンスが叫ばれるいま、人混みを避けて大自然のなかで家族や仲間とグランピングを楽しむのはいかが?
サステナビリティが注目を集めるなか、近年SDGsを体験できるグランピング施設が次々とオープン。そこで、環境に配慮して栽培された野菜の収穫体験ができたり、コンポストを導入したりしている施設など、サステナブルな未来実現に向けて取り組むグランピングスポットを「Hearst Contents Hub」からご紹介。この夏は、都会の喧騒から離れて、大自然に癒されてみて!
※感染症対策や詳細なプランについては、各施設のホームページをご覧ください
「small planet CAMP & GRILL」(千葉県)
コンポストを導入し、自然と人が共存
2021年4月、千葉の稲毛海浜公園にオープンした、自然の中でサステナビリティを体験できるグランピング施設が「small planet CAMP & GRILL」。
食材は“千産千消(地産地消)”をテーマに、地元・千葉産のものをふんだんに取り入れ、生ごみとなってしまったものはコンポスト(微生物の働きにより生ゴミを分解し、栄養価の高い土に変える仕組み)で再び自然に還すなど、自然と人の共存を目指したサステナブルな取り組みが行われています。
太陽と風を感じながらホワイトサンドビーチで体験できるヨガやマインドフルネス、公園の植物を活かしたエコハーブポット作り、オリジナルの器が作れるブッシュクラフトなど、色々なアクティビティが体験できるのも嬉しい!
small planet CAMP & GRILL
住所:千葉県千葉市美浜区高浜7-2
宿泊料金:平日大人1名17,600円~(1泊2日、グランピングミディアムプラン)
tel.080-3541-7187
「農園リゾート THE FARM」(千葉県)
環境に配慮した農場で栽培された、野菜の収穫体験が魅力
都心から車で1時間半ほどの距離にあり、広々とした空、美しい田園、古き良き田舎の風景が広がる千葉県香取市。
そんな場所にある「農園リゾート THE FARM」は、野菜の収穫や様々な手作り体験など、自然に寄り添ったグランピングを満喫できるスポット。
同農園の野菜は、農場管理に関する厳しい基準「JGAP認証」を取得した農場で作られた、安心、安全なもの。
また場内の植物やナチュラル素材を使ったボタニカルキャンドルや、フィンランドの遊牧民サーメ人に古くから伝わる木製マグカップ「ククサ」作りなど、ユニークでサステナブルなアクティビティも充実。
農園リゾート THE FARM
住所:千葉県香取市西田部1309-29
宿泊料金:2名利用で31,460円~(1泊2食付き、リバーサイドキャンプ)
tel.0478-79-0666
「オーパークおごせ」(埼玉県)
「ビオトープ」がテーマの地球を体感できる施設
「オーパークおごせ」は里山に囲まれた自然豊かな環境で「ビオトープ(生き物が暮らす場所)」をテーマとする、宿泊、BBQ、お風呂などが楽しめるリゾート型の複合施設。自然を感じられるグランピングテントで宿泊すれば、地球を体感できてサステナブルへの意識を高められそう。
サウナ付きのキャビンプランもあるので、サウナ好きにおすすめ!
アクティビティも充実していて、星空観賞や季節の野菜収穫体験など、自然を意識したさまざまな体験が楽しめる。特に「フロードーム」(3,000円/90分)は、まるで宙に浮いているかのような不思議な空間で、ゆったり過ごしても会議室として使っても最高の時間を演出してくれそう!
オーパークおごせ
住所:埼玉県入間郡越生町上野3083-1
宿泊料金:1名14,500円~(1泊2食付き、グランピングテント)
※現在新しいグランピングテントを準備中
tel.049-292-7889
「奥多摩グランピング リバーテラス」(東京都)
奥多摩の自然の恵みを味わえるグランピング
都心から電車で1時間40分という利便性抜群な場所にある、日帰り利用施設が「奥多摩リバーテラス」。
奥多摩産の鹿肉を使ったBBQや湧き水で入れたコーヒーなど、自然の恵みを活かしたランチを楽しむことができて、地球や環境への意識が高まりそう。
フィールド内には多摩川の渓谷を眼下に眺めるウッドテラスが点在し、1日4組限定なのでプライベート感たっぷり。
テラス眼下にある河原に降りれば、そこに流れるのは多摩川の清流。日常生活に少し疲れたら、ゆるやかに流れる時間と奥多摩の自然を満喫しに訪れてみるのはいかが?
奥多摩グランピング リバーテラス
住所:東京都奥多摩町棚澤16-1
料金:1人9,000円~(施設利用、食事、食後のドリンク含む)
tel.090-3518-2516
「PICA山中湖」(山梨県)
サステナブルな取り組みを楽しく学べるツアーを開催
富士急グループの「ピカ」が運営するグランピングリゾート「PICA山中湖」では、食品ロスや環境保全について親子で学べる「PICAアウトドアファミリーDay in山中湖」を、6、7月の週末6日間限定で開催。
富士山や山中湖の豊かな自然の中で、山梨県産の野菜を練り込んだパン作りや、添加物を一切使用せず、天然素材だけのソーセージ作りなど、4種類のアウトドアクッキングが楽しめる!
また施設内にある富士山の噴火岩を利用した小さなハーブ園「スパイラルハーブガーデン」や、建物の屋根面に降った雨を味噌樽に集めた「雨水タンク」、場内の排水を自然に浄化する「バイオジオフィルター」などの、エネルギーや自然の恵みを循環させて再活用するサステナブルな仕組みを楽しく学べるエコツアーも無料で開催。
PICA山中湖
住所:山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
宿泊料金:1名13,000円~(1泊2食付き)
※「PICAアウトドアファミリーDay in山中湖」は2021年6月26日(土)・27日(日)・7月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)限定
tel.0555-62-4155
「マウントフジ里山バケーション」(静岡県)
富士山の大自然や里山を巡るエコツアーが人気
「和み」「人の和」「日本の和」をテーマとした、1日1組限定の貸し切りグランピング施設が「マウントフジ里山バケーション」。
世界各国でエコツーリズムの開発支援をしている経験豊かなスタッフによる、富士山の大自然や里山を巡るエコツアーが魅力の一つ。
充電に自然エネルギーを使用したE-BIKEでのサイクリングツアーや、トレッキング、ウォーキングツアー、地産地消をテーマとした里山文化体験ツアーなど、様々なプランが用意されているので好みに合わせてチョイスできる!
シャンプーやノベルティなどは環境にやさしいものを備え、施設で飲めるコーヒーはフェアトレードのもの、建物には地元産の木材を使用するなど、SDGsに積極的に取り組んでいる。ワーケーションプランもあるのでぜひチェックしてみて。
マウントフジ里山バケーション
住所:静岡県富士宮市狩宿8-2
宿泊料金:平日4名利用で110,000円~(1泊2食付き、季節に合わせた無料のミニエコツアー付き)、1人追加ごとに27,500円~、1日1組限定、エコツアーの追加料金は1人¥11,000~
tel.0544-66-5722
「デュラクスアウトドアリゾート京丹後久美浜LABO」(京都府)
EVモビリティや太陽光発電を導入
グランピングツールブランドを展開する「DELUXS(デュラクス)」がプロデュースする最先端のグランピングテーマパーク。
都会の喧騒を離れ、風の音、虫の音、美しい自然の中、時間がゆっくりと流れるのを感じられる場所となっている。まずエントランスでは2頭の等身大の恐竜がお目見え。
客室はスイートドームをチョイスすればプライベートサウナ付きなので、大切な人と一緒に“整う”体験も。
施設内外の移動は最先端のEVモビリティ、電気は太陽光発電などの自然エネルギーでまかなうなど、環境に配慮したシステムを取り入れています。
さらに、ゆくゆくは下水を使わない循環式トイレの採用も目指しているそう! この夏は京丹後でアウトドアラグジュアリーを。
デュラクスアウトドアリゾート京丹後久美浜LABO
住所:京都府京丹後市久美浜町布袋野116-1
宿泊料金:1室2名利用で18,000円~(1泊2食付き)
tel.0772-66-3739