今月のコスモポリタンは「女たちのエンタメタイム」がテーマ。そんな特集に合わせて、世界の街角で、美女たちが感銘を受けた映画について調査! あなたの人生を変える出会いがあるかも♡
人生を変えた映画/『Love Exposure(あいのむきだし)』
極寒のベルリンはミッテ地区でハンティングをしていると、カフェ前で一際目立っている美女を発見。全身ブラックのコーデが光るダフィーさんの職業は、納得のファッションデザイナー! 彼女にとって特別な存在の映画とは…?
「ベルリン映画祭に出品されていたのをキッカケに知った、園子温監督の『Love Exposure(あいのむきだし)』ね。映画祭があるから、ベルリンに住む人にとって映画はとても身近な存在なのよ。宗教に関する描写も多いから、この作品を一言で表すのは難しいけれど、一度は観るべき映画だわ。私は、愛することや人を許すことの大切さを学んだの」
人生を変えた映画/『Only Lovers Left Alive(オンリー・ラヴァーズ レフト・アライブ)』
寒い日にもかかわらず、外でタバコを吸っていたカーネンさん。ベリリーナらしい黒の装いに綺麗な赤色に目がいき、声をかけてみました♡ 将来はファッションデザイナーになるために、大学でファッションを勉強している学生さんなんだとか!
「人生を変えたとまではいかないけれど、『Only Lovers Left Alive(オンリー・ラヴァーズ レフト・アライブ)』はすごく楽しめたわ。吸血鬼の日常を表現した非日常なストーリーなんだけど、主人公の着ている衣装が素敵なの! ファッションを学んでいる私にとっては、とても勉強になる作品だったわ」
人生を変えた映画/『Harry Potter(ハリー・ポッター)』
ストール使いがとても素敵で、サングラスをとても上手にファッションに取り入れていたポリーナさん。友人同士でショッピング楽しんでいるところキャッチ! 普段は経済学を専攻している学生さんだそう。
「人生を変えたって言ったら大げさかもしれないけど、『Harry Potter(ハリー・ポッター)』は大好きな映画よ。子どもの頃から本も読んでいたんだけど、魔法をどうやって映画で表現するのかしらって興味津々だったの。だから、最初に映画版を観た時はその再現力の高さに感動したわ! 私の子どもの頃の夢? そりゃあホグワーツに通って魔法つかいになることよ。今でもハリー・ポッターに出てくる魔法の言葉を練習することだってあるんだから(笑)」
人生を変えた映画/『The Shawshank Redemption(ショーシャンクの空に)』
メガネやターバン、ピンクを差し色にしたセンスの良さが光るジュリアさんは、ベルリンに住んでいる彼を訪ねて、オーストラリアから遊びに来ているんだとか! グローバルな恋愛を楽しむ彼女が感銘を受けた映画とか?
「『The Shawshank Redemption(ショーシャンクの空に)』を観たときに、今自分が何気ない一日を過ごしていることは本当に幸せなことで、ありがたいことなんだなと思ったわ。一日、一日を毎日大事に感謝して生きなくちゃいけない、ってね。それと、主人公の諦めない精神に感動。夢は絶対諦めちゃいけないって教えてくれたわ」
人生を変えた映画/『Pulp Fiction(パルプフィクション)』
デコラティブなストールや、ファーの帽子が特徴的なレカさん。キラキラと輝く大きな瞳に思わず見入ってしまいそう…♡ 誰もが振り返る美人さんだけど、彼女は経済学を専攻する学生さん。そんな彼女が大事に想っている映画とは…?
「私が生まれる前につくられた作品だけど、『Pulp Fiction(パルプフィクション)』には感銘を受けたわ。タランティーノ監督の作品がとても好きで、全部観ているの! その中でもこの映画が一番印象的なのは、ユマ・サーマンが真似したいくらいカワイイからかな? 特にダンスシーンが大好きで、ひとりで観てても踊っちゃうぐらいなの! タランティーノが描くような、芯の強い女性になりたいわ」
人生を変えた映画/『The broken Circle Breakdown(オーバー・ザ・ブルースカイ)』
ちょうど開催中のベルリン映画祭に、オランダから仕事の一環で訪れていたラウラさをキャッチ。仕事柄、多くの作品を観てきた彼女が選ぶ、人生を変えた映画って?
「何年前かにベルリン映画祭で上映されていた『The broken Circle Breakdown(オーバー・ザ・ブルースカイ)』よ。互いに趣味も価値観も違う男女が恋に落ちて結婚し、やがて子そもを授かるというストーリーなんだけど、物悲しさの中に多くを発見させてくれる作品だったわ。きっと世の中には同じような体験をしている人がいるはず…とか、色々と考えを巡らせることになるの。それと音楽もとっても素敵だったわ。これまで観た中で、間違いなく一番印象に残っている作品ね」