元祖スーパーモデルのナオミ・キャンベルが、メディアからの不当な扱いに苦しむメーガン妃を支持する立場を明らかにした。英『ガーディアン』紙のインタビューに応えたナオミは、タブロイド紙やその親会社を提訴したメーガン妃を擁護し、「(妃が法的措置を講じたと)聞いたときには、『ブラボー、よかった!』と思ったわ」とコメント。

「何が問題なのか、私たちの誰もが知っていることよ…メディアが(ジャマイカ出身でイングランド代表のサッカー選手)ラヒーム・スターリングをどのように扱うか、(アフリカ系イギリス人の父を持つレーシングドライバーの)ルイス・ハミルトン、(アフリカ系アメリカ人テニス選手の)セリーナ・ウィリアムズについてどのような言い方をするか、私はこれまでにも見てきたわ」
「これからメーガン妃がこの問題にどのように対応していくかわからないけれど、彼女が自分自身を守るための行動に出たことを、私は本当に嬉しく思う」

メーガン妃は去る10月に放送されたドキュメンタリー番組で、メディアとの関係についての正直な気持ちを明らかにしていた。

「女性は誰でも、特に妊娠している時には、本当に傷付きやすくなるものです。ですから、本当に難しい状態に置かれていました。赤ちゃんが生まれてからもそうです」
「私が大丈夫かどうか、聞いてくれる人はあまりいませんでした。聞いてくださってありがとうございます。表に出ないところで私が経験していたのは、まさにこういったことなのです」
メーガン妃 ヘンリー王子 ナオミ・キャンベル
Chris Jackson//Getty Images
アフリカ訪問時のヘンリー王子&メーガン妃

メーガン妃が訴訟を起こした主な理由は、昨年ヘンリー王子と結婚した後、疎遠になっていた父親のトーマス・マークルに宛てて送った手紙の内容の一部を、大衆紙『メール・オン・サンデー』が無断で掲載したこと。『バイライン・インベスティゲーツ』が11月中旬に報じたところによれば、メーガン妃の弁護団はその後新たに申し立てを行っており、そのなかには同紙が嘘をついたことも含まれているそう。同紙は全文を掲載しているとして「読者に嘘をつき」、「誤ったイメージを与えるため、意図的に文章の一部を削除または隠ぺいした」とのこと。

この裁判がどのような結果になるかはまだわからないが、スポットライトを浴びる立場にあるその他の多くの人々が、メーガン妃の行動を高く評価していることは間違いない。次は誰が妃の支持を表明するのかも、注目を集めそう。

※この訳は抄訳です。

Translation:Hearst Contents Hub

Harper's BAZAAR

From: Harper's BAZAAR JP