今日のイケメンはポール・ダノ(31)。11歳でブロードウェイの舞台に初出演後、17歳の時に映画デビュー。以来、ナイーヴな好青年や、ちょっとオタクなナヨナヨ系、はたまた狂気を含んだ役まで、作品ごとにまったく違う顔をみせるカメレオン俳優。今では、ハリウッド映画に欠かせない若手演技派の1人となった。
ポールが注目されたのは、何と言ってもアリゾナからカリフォルニアまでのバス旅行を通じて、崩壊寸前だった家族の再生を描く『リトル・ミス・サンシャイン』(06)。一家の根暗な長男を好演し、日本でもその存在を広く知られた。この作品では、インディペンデント・スピリット賞助演男優賞ノミネート、ブロードキャスト映画批評家協会賞では同賞受賞するなど、俳優としてワンステップアップした。
マッシュルームヘアの根暗な長男役がどハマりな『リトル・ミス・サンシャイン』
その後も『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07)、『かいじゅうたちのいるところ』(09)、『カウボーイ&エイリアン』(11)、『LOOPER/ルーパー』(12)、『プリズナーズ』(13)、アカデミー賞作品賞受賞作『それでも夜は明ける』(13)などに出演。
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』では狂信的カリスマ牧師役を演じる
オスカー俳優ダニエル・デイ=ルイスと壮絶な演技バトルを繰り広げ、英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、高い評価を受けた。
サスペンス『プリズナーズ』では、ヒュー・ジャックマン演じる主人公の幼いまな娘を誘拐した「10歳並みの知能」しかない容疑者という難役に挑み、ヒューを圧倒する熱演を披露。
『それでも夜は明ける』
ブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチと、映画界の"最旬"キャストとの共演を果たした。ポール演じる農園を監督する職人ティビッツは、無知で、短気で、意地悪で、誰にも尊敬されないサイテー中のサイテー男。
プライベートではゾーイ・カザンと交際中!
2007年よりエリア・カザン監督の孫娘で、女優・脚本家のゾーイ・カザンと交際。2012年にゾーイが脚本を手がけた『ルビー・スパークス』では、劇中でも恋人同士を演じている。おしゃれでかわいらしいカップル。
お似合いのふたり
ゾーイが脚本を手がけた『ルビー・スパークス』では、ダメ男っぷりがハンパないスランプに陥った小説家役を好演
「Mook」というバンドで、ギターボーカルを担当するミュージシャンの顔ももつ
「Mook」の「ダーリング」。ムードがあっていい感じ。
最新作は、イタリアの名匠、パオロ・ソレンティーノ監督作『グランドフィナーレ』(4月16日公開)。どんな役を演じても存在感たっぷりの彼は、将来、アカデミー賞などで賞レースを騒がすこと間違いなし!
『グランドフィナーレ』では、ホテルに滞在する元人気俳優役を演じた。
年齢不詳の童顔&色白&身長180センチ超のすらっとしたスタイルで、文化系女子に大人気よ❤︎
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