ハロニチハ! ティガラだよ。みんな元気? あっという間に12月になりましたが、みなさんいかがお過ごしですか? クリスマスシーズンということで、ティガラが住んでるパリも街のイルミネーションがとってもキレイでロマンチックな雰囲気になってるよ。フランスでは、キリスト教以外の宗教の人もたくさんいるから、みんながクリスマスを祝う訳ではないけけれど、日本のようにカップルのイベントというより、自分の家族や恋人の家族と過ごす人が多い感じです。
でもやっぱり、素敵なイルミネーションを大好きな人と見れたら最高じゃない? クリスマスのパリでデートしたいよね♡ ということで、今回はフランス人式のデートについて、色々話したいと思います。では準備はいいかな? Let’s go!
フランスでは「付き合ってください」がない!
これは以前の連載でもお伝えしたけど、びっくりなことにフランスでは「付き合ってください」と言って、ハッキリとオフィシャルの関係にするという文化がないの。アメリカ人の友達に聞いても、英語圏では「Do you wanna be my girlfriend?(僕/私のガールフレンドになりたい?)」 みたいな言葉でハッキリさせることが多いそう。けれども私が今までデートした人も、周りの友達に聞いても、フランスは本当にみんな言わないみたい。不思議だよね!
でも線引きをしないかないからこそ、相手が自分にどう接してるかとか、自分が相手にどう感じてるかとか、観察できるようになる面も。「この人とまだデートし始めたばかりだから、どうなのかな?」って思う時でも、彼が電話で友達と話していて「今、彼女と一緒にいる」とかボソッと言ってたりした時に、「お、うちらオフィシャルなんだ」って分かったり(笑)。結構分かりにくいかもだけど、心の声を聞いたらどんな関係を築いてるのかが見えてくるようになるから、経験で真剣な関係か、そうじゃないかが見分けられるようになるよ。
愛情表現は本当に豊か!逆に勘違いしちゃいそう?
これはみんな想像できると思うんだけど、フランス人男性は本当に愛情表現が豊か。スキンシップをするのはもちろん、「キレイだね」とか褒め言葉もサラッと伝えてくれます。そのおかげで、「付き合ってください」の言葉がなくても、2人がどういう関係なのかが伝わるものなんだろうね。フランス人の女友達が言ってたのだけど、「『彼は私のことどう思ってるんだろう?』って疑問に感じる時点で、彼はあなたと真剣に付き合おうとは考えてないんじゃない?」とのこと(苦笑)。
彼があなたのことを好きになったら、これでもか! ってくらい表現してくれます。一緒にいる時はずっとくっついてたり、外でも自然にキスしたり。「キレイだね」とか「大好きだよ」も、会うたびに言ってくれたり、「あれ、私そんなにかわいかったっけ? かわいいのか!」と、自分に対する自信も増します(笑)。愛の国フランスなだけに、ロマンティックで愛に溢れた素敵な関係が築けるのは間違いない!?
デートでは(じゃなくても!)男性が奢るのが基本
あと、これはフランス人男性が結構徹底してるなと思ったんだけど、ご飯に行ったりお茶をした時は、男性が払ってくれることが多いんだよね。しかも、全然デートじゃない男友達とのお茶とかでも! 「なんかラッキー♡」って感じだけど、こっちでは最初は男性が払うものって考える人が多いみたい。もちろん、長い付き合いのカップルは半額ずつで払う人達ももちろん多いけど、最初はしっかり女性をリードしてくれるっていうのがフランス人男子の特徴。
荷物を持ってくれたり、ドアを開けて先に通してくれたり、寒いって言ってたらすぐ上着を貸してくれたり。本当にドキッとするような優しさを見せてくれます。レディファーストをしっかりしてくれるジェントルマンが多い! 相手が年下男子だったとしても、年上みたいにしっかりリードしてくれるから、年齢も関係なく気遣ってくれる人が多いです。普段は年下くんとは付き合わないっていうCOSMOガールでも、フランス人男性にはときめいちゃったりするかも!
フランスにはヒモ男がいない!
断言しちゃいましたが、もちろんフランスにも探したらどこかにはいるかもしれない…(笑)。でも、もしかしたらいないんじゃないかって思うくらい、ヒモ男の話が出てこないです(笑)。アメリカや日本では、そういう男子のことを見たり聞いたりすることは、みんなも一度はあるよね? ティガラがフランスに住んでるのがトータルで約3年になるけれど、一度も会ったことも、話で聞いたこともないんだよね。
一般的なフランス男子のメンタリティーが、「ジェントルマンで女性をリスペクトしてリードする」っていう考え方で、フランスでは「マチョ」(筋肉じゃないよ(笑))って言うんだけど、実は古風な考え方があるから、男性が女性を養う、女性は守るものっていう意識が強いみたい。だからフランスにはヒモ男がいません(笑)。年下でも、すごく頑張ってくれるし、なんか頼もしいんだよね。見た目も日本人より大人っぽいから、フランスだと、年下とか年上とか、年齢に関係なく素敵な恋愛ができそうです!
男女ともにセックスにオープン?
これは、どこの国でも人それぞれだから、100%断言できないけれど、フランスは日本よりも男女ともにセックスにオープンな気がします(笑)。なんだろう、ちょっといいなって思ってご飯に行く度に、だいたいみんな「この後、ウチに来て一杯飲まない?」って1回目のデートで誘ってくる人が多いんだよね。あまりに普通の会話のノリで聞いてくるから、逆にそんなに簡単にオッケーって言う子が多いのかなって疑ってしまうくらい。女友達に聞いてみると、確かに結構カジュアルな女子も多いっていう答えでした(笑)。
友達のフランス人男子が日本に旅行で来た時に必死にTinderで日本人女子に出会おうとしてたことがあって。でも普通にうちらの感覚なら、旅行で短期で日本に来てる外国人なんて、相当自分のタイプでない限り、泊まりに行くどころか時間作って会おうとも思わないよね(笑)? だから、日本ではそういうのは難しいと思うよって言ったら、案の定、結局誰とも会えずに最終日に日本在住のフランス人女子を捕まえてお持ち帰りしてました(笑)。だからといって、そういうのは相手に合わせる必要は全然なくて、むしろちゃんと断ってた方が、しっかりした子だなって大切にしてもらえる可能性が高い。そのあたりはフランス式に流されず合わせず、しっかり自分流で行ってみよう!
という訳で、今回は「フランス流デート」について色々話してみたけど、みんな勉強になったかな? 個人的には、フランス人男子はめっちゃオススメです♡ 表現豊かだから愛されてるって感じるし、何気にフランス人と日本人は、笑いのツボが似てたりもするから一緒に大爆笑できる! とっても楽しい関係にもなれる期待大だよ。そんな訳で、クリスマスが1人で寂しいなっていうCOSMOガール達、次はフランス人男子との恋も考えてみては?
それじゃあ、今日はここまで。ティガラは今から、パリのクリスマスイルミネーションを見に行ってきまーす! Have a wonderful Christmas time, everyone♡ ティガラでした☆