夫や彼氏に性欲がなくなった原因は? 男性の性欲低下に繋がる習慣11

労働時間が長いと、セックスへの関心が低下するのだそう。ベイラー医科大学が行った研究によると、労働時間は男性の性的パフォーマンスはもとより、性欲にも影響するとのこと。長時間労働が続くことでストレスが増加し、また睡眠時間が足りなくなりがちなので、ある意味当然の結果なのかも。

牡蠣や牛肉、ほうれん草、ナッツ類などに多く含まれている亜鉛は、男性ホルモンの1種であるテストステロンの増減に直接関係しているんだとか。一流のアスリートを対象にしたある研究によると、亜鉛を多く摂取することでテストスレロンが増加したとのこと。彼がアスリートじゃなくても、同じ効果が得られる可能性もあるので、「亜鉛不足が原因かも」と思ったら、食生活を見直してみては？

定期的な運動は健康のために不可欠だけど、「やりすぎ」は悪影響を及ぼすことも。ノースカロライナ大学チャペルヒル校が行った研究では、「男性が長時間激しい運動をすると性欲が低下する」と指摘。

良質の睡眠なくして、セックスライフの充実はありえないもの。ある研究結果によると、例えば睡眠時無呼吸症候群によるひどいイビキは、性的満足度が低下する原因になりえるとのこと。年齢が高くなるほど、この傾向が顕著になりがちなんだとか。

魚類やフラックスシード（亜麻）、くるみに多く含まれているオメガ3脂肪酸。脳や心臓への健康効果は知られているけど、実は性欲増強にも効果があるんだそう。オメガ3脂肪酸はテストステロン、エストロゲン、プロゲステロンのホルモンレベルをバランスよく調整し、性欲増強につなげる働きが期待できるとのこと。今晩のディナーは、サーモンにしてみる？

「ストレスはもっとも性欲減退を促すものの1つです」と指摘するのは、恋愛関係セラピストであるレイチェル・A・サスマンさん。ストレスをためすぎると体そのものが正しく機能しなくなり、よってセックスにも悪影響が。学術誌『神経・精神疾患ジャーナル』に掲載された論文では、恋愛関係や仕事、その他の個人的な悩みにまつわるストレスが、性生活へ直接影響を与えると分析しています。

日常的にタバコを吸うことで、性欲が減退し、セックス時のパフォーマンスレベルも下がってしまうそう。タバコは依存性物質であるニコチンを含有し、このニコチンが元凶のもとだと指摘する研究も。

「軽く1杯」ではやめられず、日々酩酊するほど飲んでしまう場合は性欲減退につながることも。飲みすぎは生殖器官におけるホルモンの分泌に悪影響を与えるそう。

セックスとは体を使った感情表現の1つ。メンタルが安定していなければ、セックスライフも同じようにうまくいかないもの。ロサンゼルスを拠点とするセラピストであり、『The Men on My Couch（私のセラピーを受けた男たち／原題訳）』の著者であるブランディ・エングラーさんは「こういった場合、何か刺激を求めるのではなく、むしろヨガやガーデニング、エクササイズなどリラックス効果のあるアクティビティを行いましょう。そうすることでセックスにもより開放的になれるかもしれません」と提案。