アン・ハサウェイが主演の大ヒット映画『プリティ・プリンセス』シリーズ。その続編については、ファンはもちろんのこと、アンをはじめとしたキャストたちも熱望していると言われてきました。

そんな同作の第3作目が、ついにディズニーのもと制作へ向けて動きはじめたことが現地メディアによって報じられています。

続編にかけるキャストたちの思い

2021年に公開から20周年を迎えた、映画『プリティ・プリンセス』。

シリーズ一作目では、アン演じる冴えない高校生ミアが、実はとある国のプリンセスであることを知らされるというところから物語が始まります。プリンセスとしての振る舞いを教育され、ミアは大変身を遂げることに。恋や友情、普通の女の子の幸せとプリンセスとしての責任に揺れる姿を描いています。

1作目はもちろん、2作目『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』も大ヒット。そして、キャストもその続編を望んでいると語っていました。

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2016年のインタビューでは、「みんなどうにか3作目を実現させようとしています」と話していた、アン。2019年のテレビインタビューでは「3作目の脚本はあるけれど、ファンにとってだけでなく、私たちにとっても大切な作品だから、完璧じゃなきゃ披露したくないの」と答える一幕も。

また、ミアの意地悪な同級生ラナを演じたマンディ・ムーアは、7月のインタビューで「私が演じた意地悪なキャラクターが、次回作でどうやって描かれるのか分からない」としながらも、「たとえばラナが心を改めてミアと大親友になるとかだったらありえるのかも…ぜひ出演したいな」と続編への出演意向があることを告白。原作本では、実際に二人が仲直りするところなども描かれているんだそう。

一方で、女王を演じたジュリー・アンドリュースは、今年のインタビューで「(続編化するには)遅すぎる」と否定的だったと伝えられています。

プリティプリンセス
Aflo

ディズニーが3作目にゴーサイン

The Hollywood Reporter>が伝えたところによると、ディズニーが3作目の制作に向けて動き始めたと言います。

分かっていることは、過去2作品のプロデューサーを務めたデブラ・マーティン・チェイスが今回も担当するということ。そして、エグゼクティブプロデューサーに就くのはこれまでコメディ作品の脚本に携わってきたメリッサ・スタック。

また、現時点で脚本がどの段階にあるのかは明かされていないものの、今回の脚本家はドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』などで知られるアードリタ・ムケルジが務めるとも伝えられています。

出演者の契約はまだされておらず未定である一方で、ストーリーは“リブート版”ではなく前作の続編になる可能性が高く、アンの出演は期待できると報じられています。