映画『氷の微笑』を代表作に持つ女優シャロン・ストーン(64歳)。インタビューやSNSなどを通して、自然に年齢を重ねていく美しさについて発信することも多く、女性たちをエンパワーする存在。

そんなシャロンが新たに明かしたのが、「ボトックス注射」を巡って恋人と別れたという経験について。

VOGUE アラビア版>によるインタビューで、最近の恋愛について語ったシャロン。年下の男性と交際していたものの、ボトックス注射に対する考え方の違いから破局に至ったという。

交際相手から、ボトックス注射を打っているのかと聞かれたシャロンは、 「そうすることは、さぞ私やあなたの自尊心を高めるでしょうね」と答えたそう。そしてその会話の後、二人は一度だけ会うことがあったものの破局に向かったという。

「その後一度だけ会ったけど、もう私と交際を続ける気はなくなったみたいだった。その程度でしか私の価値を見出せないのであれば、お出口へどうぞという気持ち」
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▲シャロン(写真左)と、その母。

実は、過去に美容目的でのボトックス注射やフィラー注射などを経験したことがあるというシャロン。ところが、20年ほど前に脳卒中を患ってから、ボトックスなどに対する考えが大きく変わったという。

「重い脳卒中になったことで、顔の痙攣や痙縮(けいしゅく)をおさめるために何度も何度もボトックスやフィラー注射を受けなければなりませんでした。それで、私の中ではボトックスは美容のためのツールではなく、治療のために必要なものへと変わっていったのです」
シャロン・ストーン
Andreas Rentz//Getty Images

自然な美しさを追求し続けている、シャロン。 その過程で価値観が合わない人との別れも経験するも、今はとても幸せを感じているそう。

「人生において、今が最もワクワクしていてクリエイティブなときだと感じています。とても、とても幸せなんです。こんなに喜びに満ちた気持ちは、これまでありませんでしたから」