7月4日(現地時間)、公式YouTubeチャンネルで、BTSが第64回グラミー賞に出演した際の舞台裏を捉えた映像が公開。
一部のメンバーが新型コロナウイルスに感染したり、手を負傷したりと、公演直前まで予期せぬトラブルに見舞われたなか、舞台裏で垣間見えたBTSの結束力に再び注目が集まっています。
グラミー直前でトラブルが連発
4月3日(現地時間)にアメリカ・ラスベガスで開催されたグラミー賞。
昨年には叶わなかった会場でのパフォーマンスが認められ、圧巻のパフォーマンスを披露したBTSですが、実は公演直前にあらゆるトラブルが発生していたことが明らかに。
7人でのパフォーマンスが一部中止へ
まずトラブルに見舞われたのが、メンバー最年長のジン。グラミーのステージ準備期間中に手を負傷してしまい、治療に専念するため一部のダンスブレークは不参加になってしまいました。
ダンスリーダーが不在の練習
また、J-HOPEが渡米前に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、無事に隔離解除となったのは開演直前の3月30日。数日後に控えたグラミー賞に参加するため、他のメンバーより一足遅れて現地入りを果たしました。
グループきってのダンスリーダーとして頼られていたJ-HOPEが不在の練習シーンでは、ジミンがしっかりと舵を切るも、グラミーという超大型パフォーマンスなだけに、「J-HOPEさんに会いたいです。彼がいてくれないと…」と不安げに呟くシーンも。
J-HOPEが合流してからは「彼がいると一気にまとまりますね。僕のためにも元気でいてください。いないと僕が大変だよ(笑)」と安堵する場面が映し出されています。
アメリカ入国後も新型コロナ陽性が発覚
J-HOPEに続き、アメリカ入国後の3月28日(現地時間)に、BTSのセンターを務めるジョングクが新型コロナウイルスに感染していることが発覚。直前で隔離が解除されたものの、「感染が発覚してから今まで、ライブで歌ったことがないので少し心配です」と本番の直前まで歌の練習をする姿が。
一連のトラブルを見守っていたSUGAは、無事7人揃ってグラミー賞に参加できることに安堵したのか、「練習中に走馬灯がよぎったよ。ジンさんが怪我した瞬間から、J-HOPEさんとジョングクが感染したニュースを受けるまで。ステージ準備でこんなに時間に追われたのは初めてです」とコメント。
前代未聞のピンチを乗り越え、無事7人で圧巻のステージを披露できたのは、これまでの確固たる経験と、誰かが欠けても補い合える結束力があったからなのかもしれません。
今回の舞台裏映像をきっかけに、BTSの実力を改めて実感したというファンから称賛のコメントが寄せられています。