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“自分に合った仕事”を選ぶビジネス書から、背中を押してくれる韓国エッセイまで!
「自分の強みは何?」「一体何をしたい?」「どんな企業に魅力を感じるの?」--就職活動を進めるなかで必要となる自己分析。自分のことはわかっているつもりでわかっていなかったり、進む道が果たして正しいのか迷ったりする人は多いはずです。
今回は、エッセイからビジネス書まで、Z世代のオピニオンリーダーに聞いた、「就職活動で役立った本」をご紹介。悩んだときにそっと寄り添い、ときに導いてくれる“本”をお届けします。
アメリカとカナダの在住経験があり、ファッションにおける持続可能性を追求する学生団体「Rethink Fashion Waseda」の副代表であるSakuraさん。大学卒業後は、日系の広告代理店に就職予定。
これまで築き上げてきたことや、将来を考えるターニングポイントとなる就職活動で、参考になった一冊を紹介してくれました。
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ベストセラーとなった、ミニマリズムに関する一冊。クローゼットのなかを見つめ直すことから始まり、健康的な生活の送り方、時間やお金、人間関係まで、フランス出身の作者が、シンプル主義によって、物理的、心理的負担を減らすためのメソッドを紹介。
友人に勧められて読んだのですが、ミニマリズムは単にモノを減らすのではなく、自分の考えや身の回りのモノ・コト・ヒトを丁寧に整理すること。そのおかげで、心の“モヤモヤ”が軽減して、よりポジティブに毎日を送れるようになりました。
就職活動は、将来について考えたり、自分のことを見つめ直したりするいい機会。「シンプルに生きることこそが、人生に豊かさをもたらす」と教えてくれました。
イタリア生まれ、日本育ちのミックスのLaraさん。社会運動、芸術、文化を融合するウェブマガジン「Blossom the Media」でライターとして活動中。学生時代にアルバイトをしていた新聞社に、大学卒業後も勤める予定。
自分の決断が正しかったのか、「不安になったときに、支えになってくれた」というエッセイとは?
作家の西加奈子による6年分のエッセイ。日々の出来事から過去の思い出、彼女自身が影響を受けた小説や音楽など、幅広いジャンルを書いた一冊。
高校生のときから憧れていた夢を叶えるため、大学卒業後は、現在アルバイトしている出版社で引き続きエディターの経験を積むことにしました。
多くの大学生が歩むルートからは外れてしまっているので、自分の決断に不安になることもあります。そんなときに背中を押してくれたのがこの一冊でした。
西加奈子さんが小説家になるために、就職をせずに過ごした大学卒業後のことが書かれていて、今の自分と重ねてみたり、著者が当時抱いていた感情に共感したり、西さんの家族の言葉に勇気をもらったりしていました。
沖縄出身の大学4年生で、現地の高校生に進路を支援する団体で副代表を務めるKonomiさん。留学経験を活かし、卒業後は外資系のIT企業へ就職予定。
「IT業界に興味がある人は絶対に読んでほしい!」とイチ押しする一冊とは?
様々な分野で「サブスクリプション」が広がりを見せている昨今。サブスクを導入するうえで重要な鍵となる「カスタマーサクセス」の哲学や方法論について深掘りする、これからのビジネスの教科書。
IT業界をはじめ、様々な業界で取り入れられているビジネスモデルの概念を、具体例を踏まえて理解できる一冊です。カスタマーサクセスを理解したうえで、自分の強みや企業選びの軸、企業へのパッションなどを説明できると、さらに説得力が増すはず!
また、入社後、自分にどのような付加価値を生み出すことができるのかを考えるきっかけにもなる気がしています。
大学ではビジネスサークルに参加し、卒業後は日系メーカーに就職予定のItsuhoさん。
自分に合った就職先を見つけるには、具体的にどうすべきなのか、といった多くの人の悩みにアプローチしたビジネス書を紹介してくれました。
科学論文をはじめとした多くの調査結果から、「幸福な仕事選び」に役立つ可能性が高いテクニックだけを抜き出した、10万部突破のベストセラー。キャリアの多様化が進む時代に、“自分に合った仕事”を選ぶ意思決定の技術がまとまったビジネス書。
キャリアの選び方という正解のない難しい問題に対して、科学的な根拠をもとに選択する方法や、その際に考慮するべき点を教えてくれた一冊です。
就職活動をするなかで陥りがちな間違った考え方や、自分に合う仕事の見つけ方が具体的にわかるのがポイント。今後、キャリアについて悩んだときには、また手に取りたいと思います。
外資系IT企業に就職した、社会人1年目のWoosoonさん。企業リサーチをするなかで、相手の求めている理想像に合わせて、“自分らしさ”に迷ってしまったときに役立った作品とは…?
くまのプーさんの肯定的な姿勢と、「人生は自分の方式で決める」と言ったドイツの哲学者ニーチェの思想に基づいた、今日を生きる私たちを励ますアドバイスが掲載された韓国のエッセイ。幸福感と安心感にあふれた言葉に背中を押されるはず。
就職活動の初期、企業理念などを調べるうちに、彼らの“物差し”に合わせて、どこか演じてしまっている自分に疲れてしまったことがありました。
この本と出会って、「企業の軸に自分を合わせる」のではなく、「素の自分とどれだけマッチしているか」を重視するようになり、ありのままの自分で挑めました。
社会がつくりあげた“女らしさ”の幻想を砕き、アメリカのフェミニズム運動の起爆剤となった一冊。
従来の「男性は仕事、女性は家庭」という考え方が生まれた背景を、歴史的・機能主義的に分析。キャリアを諦めて家庭を選んだ女性が、その後に感じた虚無感や、キャリアを持つ女性と持たない女性の将来的な相違点を、実体験やリサーチに基づいて紹介。
社会が求める“女性”ではなく、自分がなりたい人になればいいと教示してくれる一冊。就職活動のモチベーションを保つうえでも役に立ち、「目標を持った女性になりたい!」と強く思わせてくれる作品です。
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