イギリス王室の上位メンバーという立場から離れたヘンリー王子とメーガン妃の経歴に、「ハリウッドのプロデューサー」が加わることになった模様。『ニューヨーク・タイムズ』紙によると、サセックス公爵夫妻が設立した制作会社(社名は未定とのこと)がこのほど、加入者が1億9300万人を超えるNetflixと複数年の契約を結んだという。
夫妻は創設を予定している非営利団体「アーチウェル(Archewell)」が取り組むことになる問題やテーマを取り上げ、ドキュメンタリーやドキュシリーズ、長編映画、子ども向け番組などを制作するとのこと。
革新的なネイチャードキュメンタリーのシリーズや、女性をたたえるアニメーション・シリーズなど、すでにいくつかのプロジェクトに着手しているそう。
<BAZAAR.com>が確認したところでは、メーガン妃がこれらのプロジェクトに女優として出演することはないとのこと。また、夫妻は出演者と制作スタッフのどちらについても、人材の採用においては多様性を重視することを約束しているという。
夫妻は発表した声明で、次のように述べている。
「私たちが重点的に取り組むのは、情報を提供するだけでなく、希望を与えるようなコンテンツを制作することです」
「幼い子を持つ親として、多くの人に感動を与えるような家族向けの番組を作ることは、私たちにとって重要なことの1つです」
ネットフリックスのテッド・サランドス共同最高経営責任者(CEO)兼最高コンテンツ責任者もまた、以下の声明を発表している。
「ヘンリー王子夫妻がコンテンツ制作に関連してわが社と契約したことを、非常に誇りに思っています。世界中の視聴者に対し、立ち直る力を持つことや理解を深めることに役立つ物語を、夫妻とともに伝えていくことをとても楽しみにしています」
メーガン妃は今年Disney+で配信が開始されたドキュメンタリー映画『Elephant(エレファント)』のナレーションを担当している。女優に復帰することはなくても、今後も声の出演の可能性はあるのかもしれない。
※この翻訳は抄訳です。
Translation:Hearst Contents Hub