元ヴィクシーエンジェルでブラジル出身のスーパーモデル、ジゼル・ブンチェン。Forbesの「最も稼いだモデル番付」では、2016年まで15年連続で1位を獲得するなど、注目を浴び続けている存在。そんな彼女は来月発売の自叙伝で、普段あまり明かされることのない私生活を語り、中でも豊胸手術の告白が発売前から話題になっている。

「Boobs from Brazil(ブラジルから来たおっぱい)」とあだ名をつけられたこともあったほど、胸がトレードマークになっていたジゼル。しかし、2009年と2012年に子供を出産した際、1年半ほど授乳を続けたことが原因で、左右の胸がアンバランスになったそう。そこで胸がコンプレックスになってしまい、豊胸手術を受けたことを告白。

「私はいつも体型を褒められてきました。だけど、みんなの期待に応えられていないように感じていた時期がありました。あの時期はとても傷ついてしまった。なぜなら、ワークアウトしても、健康に気を遣った食事をしても、子どもたちが左の胸を好んだという事実を変えることはできないから。私はただ、左右の胸を同じサイズにして、周囲から指摘されることを避けたかっただけなの」

そして、2015年に手術を受けたジゼル。しかし、術後目が覚めたとき、すぐに後悔をしたという。

「起きて真っ先に思ったことは、『私は何をしてしまったの?』。まるで私の知らないカラダの中で生きているようだった。自信を持てなくて、手術を受けたあと1年間はダボダボな服ばかり着てました」

しかし、ジゼルの夫でアメフトのスター選手であるトム・ブレイディは、ジゼルをサポートしたんだそう。

「『何があっても愛している』と言われました。そして、私のことを美しいとも言ってくれたの。私は整形手術を通して大きなことを学びました。すべての辛い経験は、人を強くするって。だけど、できることならば、違う方法で学びたかった」

スーパーモデルであっても外見に悩まされていたと告白したジゼル。自叙伝では、他にも不安障害に悩まされ、自殺願望があった過去などを告白。「完璧に見えても、実際に起こっていることは他人には分からない」と伝えたいジゼルの自叙伝『Lessons: My Path to a Meaningful Life(原題)』は10月2日発売予定。