女優業のみならず、実業家としても成功を収めているジェシカ・アルバ(39歳)。そんな彼女が1月18日(現地時間)、「Women@meredith」が主催するインタビューシリーズ「#StraightTalk」で、自分には価値がないという感情といつも闘ってきたことを告白。


メキシコ人の父とヨーロッパ系の母をルーツに持ち、今も多くのファンを魅了する彼女だけど、自分のことを肯定できない「インポスター症候群」のようなものを抱えていて、常に「ここにいるのは相応しくない」と感じていたという。

「私はいつも、神と運と魔法が私をここまで導いてくれたと感じていました。でも夫と何年も一緒にいることで、彼は私に『あなたがいつも頑張ってきたことだから』と教えてくれたのだと思います。『あなたは他の人と同じように、ここにいる資格があるんだ』と教えてくれました。時間が経つとともに、私はそのことを自分に浸透させてきたのだと思います」
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テレビシリーズ『ダークエンジェル』で一躍有名になったジェシカは、安心安全な植物由来でできているベビーグッズやコスメを取り扱う「オネスト・カンパニー」を、2011年に設立。2015年には、会社の時価総額が10億ドル(約1038億円)に達したと経済誌『フォーブス』が明らかに。

ビジネスウーマンとしても成功しているジェシカは、プライベートでは2004年から映画プロデューサーのキャッシュ・ウォーレン(42歳)と交際し、2008年に結婚。3人の子どもにも恵まれ、スーパーセレブママとして常に注目を浴びているけど、彼女自身は順風満帆な日々を送ってたとは言えなかったみたい。

「私の夫は、有色人種ですが『私はここにいることに値する』というメンタリティを持っています。夫はマイノリティとして、圧倒的に白人が多いハリウッドの環境で育ちました。それに彼の父は、当時では数少ない黒人俳優の一人でした」
「夫は私に『自分自身に敬意を持っていなければ、どうやって他の人が自分に敬意を持って接してくれるのだろうかと、いつも感じていた』と言いました。だから、夫はそうのように振舞い、“私はここにいるに値する”という気持ちを持っているんです」

13年共に過ごしてきた夫に、自信を持つことを教えてもらったというジェシカ。彼女と同様に、夫キャッシュの教えはきっと多くの人の心を動かすはず。