『チャーリーズ・エンジェル』や『50回目のファースト・キス』など数多くの名作映画に出演してきた俳優のドリュー・バリモア(47歳)。2人の娘の母親でもある彼女は先週<Entertainment Tonight>のインタビューに登場し、例年子どもたちにクリスマスプレゼントをあげていないこととその理由について語りました。
クリスマスに子どもたちが楽しみにしているものと言えば「プレゼント」。しかし、ドリューは毎年娘たちにクリスマスプレゼントをあげていないのだとか。
元夫ウィル・コぺルマンとの間に生まれた、長女オリーブちゃん(10歳)と次女フランキーちゃん(8歳)がいるドリュー。例年クリスマスに二人には、プレゼントをあげる代わりに「思い出に残る体験」を贈ると話しました。
「毎年クリスマスには旅行に連れて行くんです。彼女たちの年齢では嬉しくないことかもしれませんが、クリスマスプレゼントはあげていなくて。『訪れた場所のことや写真、経験は忘れないと思うから、それをプレゼントしたいの』と、子どもたちには伝えています」
「彼女たちは一年を通してたくさんのものをもらいます。『あなたたちにはプレゼントはありません!』って言う厳しくて冷たい母親だというわけではありません。ただ、より良いプレゼントは『人生の思い出』だと思うんです。お金を出すなら、ドールハウスとかよりもそっちのほうが良い。すべて平等だし、素晴らしいことです」
しかし、「これまでに一度だけクリスマスプレゼントを買ってあげた年がある」と、ドリュー。それは、旅行に行けなかった新型コロナウイルスのパンデミックのことだと言います。
彼女はそのとき、あらためて「プレゼントはあげなくていい」と実感することに。それは、子どもたちを旅行に連れて行くときは「もらったものが気に入らないと文句を言うことがないから」。
「自分で良いことをやっていると思っています」
また、「プレゼントに限らず、クリスマスシーズンの行事にあまりストレスを受けることがないように心がけている」とも話しました。
「今年のクリスマスが10年後と同じとは限らないし、人生が劇的に変わることだってありえます。新しい人たちや新しい伝統が登場する可能性もあるということを忘れないようにしています」
「私は、クリスマスシーズンをコミカルで現実的な視点で観察するのが好きなんです。私たちはみんな、それぞれ違う形のホリデーを過ごしますよね。“伝統”にとらわれるよりも、どの過ごし方をこの先も続けていって“伝統”にしたいかです」
クリスマスには、プレゼントの代わりに旅行の“思い出”と“経験”を子どもたちに贈っているドリュー。娘のオリーブちゃん、フランキーちゃんにとっても大切な記憶になっているはず!