世界的な人気を誇る動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」。そのなかでも特に流行中なのが、お役立ち情報が満載のメイクチャレンジ動画。
どれも動画を観ている限りはとてもスムーズで、なおかつ完璧な仕上がりのメイク術ばかり! すべてを参考にしたいと感じてしまうけれど、実際のところはどうなのでしょうか…?
本記事では、<コスモポリタン アメリカ版>のライターが、TikTokで話題のメイク術を実践! その手順やリアルな感想をお届けします。
【INDEX】
- カバー力重視のファンデーションの塗り方
- 自分だけのオリジナルファンデーションの作り方
- 目のクマを隠すコンシーラーの色の選び方
- リフトアップ効果が期待できるコンシーラー術
- 自然な立体感が叶うベースメイクの順番
- 眉毛の毛並みが整うソープブロウ
- ニキビを隠すコンシーラー術
- アイシャドウを使ったリップライナー
カバー力重視のファンデーションの塗り方
本来ならば、メイクの仕上げに使う「お粉」とも呼ばれるルースパウダー。これを最初に顔全体にまぶして、その後にファンデーションを塗る方法がこちら。化粧のりが良くなるうえに、シワを目立ちにくくさせるのが目的のよう…!
やり方
- 乳液やクリームなどで顔全体を保湿する
※オイリー肌の人も、この工程を飛ばさないように。 - 少量のルースパウダーをブラシにとり、顔全体にのせる
※Tゾーンなど、特に皮脂の分泌量が多いパーツは念入りに! - セッティングスプレーを顔全体にかける
※ここでの注意点は、乾くまで触らないこと。このプロセスを通して、皮脂によるテカリや化粧崩れが抑えられます。 - 乾いたら、ビューティブレンダーやブラシなどを使って 、いつも通りファンデーションを塗れば完成!
実践してみた感想
強いつっぱり感と、皮膚のひびわれが気になりました。私のような乾燥肌の人や、厚塗りが苦手な人はオススメしません。かなりマットな仕上がりを求めるオイリー肌の人や、カバー力を重視している人にはぴったりかも!
自分だけのオリジナルファンデーションの作り方
白or黒、赤、青、黄色のコントロールカラーをブレンドして、自分に合ったファンデーションを作る方法です。初めはトライ&エラーを繰り返しながら、自分らしいコンビネーションを見つけてみて。
やり方
- 自分のスキントーンに合わせて、白or黒のピグメントをのせる
- 黄色のピグメントを顔全体に、均一にのせる
※イエベ肌の人に限り、さらに付け足す。 - 赤のピグメントをプラス
※ブルベ肌の人は、気持ち多めに付け足す。 - 青のピグメントをプラス
※ブルベ肌の人はさらに多めに付け足して、イエベでもブルベでもないニュートラルカラーの人は、今までの色と同じ分量を使うように。 - メイクブラシなどでブレンド
※すべてのカラーが混ざるようにミックスすることで、自分だけのオリジナルファンデーションが完成!
実践してみた感想
そもそもこれはファンデーションとして使うものではないので、毎日やるのは少し面倒かもしれません…。何より、何カ所もブレンドしないといけないので、肌に摩擦を与えてしまったり、乾燥してしまう部分があったのが残念でした。やっていて楽しかったことには間違いないので、一度試してみては?
目のクマを隠すコンシーラーの色の選び方
目のクマをコンシーラーでカバーしたいとき、自分に合ったベストカラーを探すのは至難の業。しかし、このカラーパレット表を使えば、自分に合ったコンシーラーの色やトーンを見つけられるんです!
やり方
- 自分のクマに近い色をカラーパレット表から探す
- その色のちょうど反対側に位置するカラーが適切な色に!
※クマが打ち消されて目立たなくなります。
実践してみた感想
このカラーパレット表を使えば、自分にとってのベストなコンシーラーを探すことができると思いました。プロのメイクアップアーティストも、このやり方を取り入れているみたいですから、信頼できますよね。正しいカラーを選べれば、少量でナチュラルにカバーしてくれるはず!
リフトアップ効果が期待できるコンシーラー術
コンシーラーを点や線で取り入れるのではなく、目の下の頬に逆三角形のような形で大胆に取り入れることで、顔の印象が明るくなるほか、リフトアップ効果が期待できるかも!?
やり方
- 目の下の大きい“逆三角形”部分にコンシーラーをのせる
- ブラシを使って、斜め上に、外側に向かってのばす
- メイクスポンジやブレンダーを使って肌に馴染ませれば、完成!
実践してみた感想
確かにリフトアップされたようには見えますが、時間と手間がかかるな…というのが正直な感想です。また、目のクマがそこまでカバーされていなくて、少し残念な印象…。しっかりとしたベースメイクを好む人には、オススメかもしれません。
自然な立体感が叶うベースメイクの順番
顔の立体感をナチュラルに演出できるシェーディング術がこちら。ファンデーション、コンシーラー、ブロンザーの順番を入れ替えるため、マンネリ化した化粧のルーティンをスパイスアップできるかも!
やり方
- スキンケア後、顔を明るくハイライトしたい部分にコンシーラーをのせる
※普段よりも明るいトーンのものを使うと◎。 - リキッドorクリームタイプのブロンザーを、奥行きを出したい部分や引き締めたい部分に取り入れる
※こめかみ部分から頬骨の下、顎のライン、おでこや鼻周りにのせると、小顔効果が狙えるかも! - セッティングスプレーで軽く濡らしたメイクスポンジで、全体をブレンド
※ここでは完全に馴染ませず、程よくコントラストが残った状態をキープしましょう。 - リキッドファンデーションを全体に薄塗りする
※この工程でブロンザーが肌に馴染み、立体感をナチュラルに演出することができます!
実践してみた感想
プロのメイクアップアーティストもこの方法を取り入れていて、確かに内側から滲み出るようなツヤと自然な立体感が演出できます。間違いなく、今後も続けたいメイク術の一つですね!
ソープブロウ
ここ数年、セレブを筆頭によく見かけるようになった、毛並みがきれいに整えられた眉毛。固形石鹸にはワックスのような役割があるようで、眉毛に塗ると、毛並みがふさふさと綺麗に保てるみたい!
やり方
- スクリューブラシを化粧水などで軽く濡らす
※濡らせば濡らすほど、柔らかいテクスチャーになるので要注意。 - 石鹸にブラシを前後に動かしてこすりつけ、こそげ取る
※まずは少量から始めてみて! - ブラシで眉毛をとかすように、毛流れに沿って石鹸を塗る
- 石鹸が乾いたら、眉ペンシルなどを使って、 眉毛の隙間を埋めれば完成!
実践してみた感想
完璧な眉毛に仕上がって、すっかり気に入りました! あえて助言するならば、新品で清潔な石鹸を使うことくらいですかね。
ニキビを隠すコンシーラー術
コンシーラーを使ってニキビをうまくカバーする方法がこちら! 定番なやり方とは少し異なるので、ぜひ試してみて。
やり方
- ファンデーションを塗る前に、清潔なコンシーラーブラシを使って、カバー力の高いコンシーラーでニキビの赤みを消す
※肌に合った色やトーンを選びましょう。 - すぐにブレンドせず、2~3分乾燥させて定着させる
- ファンデーションを顔全体に薄塗りする
※ニキビ周りは、あまり触らないように。
実践してみた感想
今回試した、数あるコンシーラーを使ったメイク術のなかでも、この方法はダントツでリピートしています。ニキビの赤みを隠せるだけでなく、ニキビ跡や色素沈着もカバーできますよ!
アイシャドウを使ったリップライナー
実は、アイシャドウとリップブラシを使って、自分だけのオリジナルリップライナーを作れちゃうってご存知?
やり方
- リップクリームを塗る
※乾燥した唇は化粧ノリや発色が悪いので、ベース作りをしっかり行いましょう。 - リキッドタイプの口紅を塗る
- 同色のリップグロスを重ねる
- リップ用のブラシをお好みのアイシャドウに浸して、そのまま唇を縁取る
※そっと唇を閉じて、優しく馴染ませましょう。
実践してみた感想
アイシャドウで縁取ったリップラインは、オーバーにひかない限り、1日を通してあまり崩れないのでご安心を! リップペンシルなどで完璧に描かれたものよりも、ナチュラルで抜け感があるからオススメですよ。
※この翻訳は抄訳です。
Translation:YUUMI IKEUCHI