93歳になった今でも、ファッショナブルな装いで世界中のファンを魅了しているエリザベス女王。カラフルなものに身を包んでいるのにはれっきとした理由があって、自分がどこにいるか遠くからでも見つけられるようにしているのだそう♡
ベビーピンク×花柄でガーデンパーティへ
ガーデンパーティにふさわしい優しい印象のベビーピンクに身を包み、90代に突入してもヒールを欠かさないエリザベス女王はやっぱり世界1のファッションアイコン! スカートに合わせて、胸元にもさりげなくローズのブローチを選んでいるところも素敵。
華やかなピンクを上品なトープとコーディネート
フランスのロワール地方を訪れた際のエリザベス女王。花柄のドレスにマッチングするよう、お帽子にもフラワーモチーフのコサージュをのせて。グローブに至るまで小物はすべてトープで統一し、ローズピンクのコートをぐっとエレガントな表情に。
ビビッドなピンクに黒をあわせてモードな着こなし
愛してやまないコーギーがいると、女王陛下も思わず笑顔に。目にも鮮やかなビビッドピンクと黒のコントラストがスタイリッシュすぎ! お花がお好きなのか、それともピンクとのコーディネートによく選ばれるのか、胸元にはブーケのブローチが。
さわやかなライトブルーはツイードで気品をプラス
ワントーンコーデは素材感でリズムをつけて。クリーンさをより一層印象付ける、パールのジュエリーたちも装いのポイント! 雨の日が多いイギリスでの公務に欠かせないのが、ご存知、英国王室御用達・フルトンのビニール傘。装いによって色もチェンジ。
ロイヤルブルーのドレスでジョン・F・ケネディ元大統領夫妻と
英国王室にふたりが訪れた際、出迎えたエリザベス女王はロイヤルブルーのイブニングドレスを着用。プリンセスシルエットで可憐な表情を引き出した分、ジュエリーはサファイアとダイヤモンドを組み合わせ、ノーブルな雰囲気を演出しています。
ミニマルなセットアップはお帽子でアクセントを
高貴なロイヤルブルーならミニマルなセットアップでも充分インパクトがあるけれど、フェザーをあしらったお帽子でさらに品格を添えて。そして胸元のブローチは、前ページでもつけていたサファイアのもの。色褪せないコーディネートには、代々受け継がれるジュエリーの存在が。
ブーケともリンクした快活なイエロールック
お帽子のちょっとしたライニングやフェザーのあしらいにグレーを取り入れ、コートのボタンがシルバーということもあり都会的なムードに。偶然なのか必然なのか、エリザベス女王の装いにマッチするブーケの色合いまで一寸の抜かりなし。
人々を明るく照らすサンシャインイエロードレス
ガーナのスタジアムを訪れたエリザベス女王。見ているだけでハッピーになれる、ひまわりのようなイエローのドレスは白の小物を合わせてフレッシュに。ガーナの民族衣装の中でも存在感を放つお帽子で、より華やかな印象に仕上げて。
エキゾチックなイエローのドレスで印象を変えて
ニュージーランドを訪問中、いつもと雰囲気を変えたプリントドレスが印象的。後ろに写っているアン王女とカラーを揃えて、さりげなく黒を配するところまで意識的にコーディネート。現在もよく身につけている三連のパールネックレス、イヤリングにも注目。
この日の装いはラベンダーをセレクト
パステルカラーながらエリザベス女王の高貴なムードをさらに後押しする、ラベンダーのお帽子とコートにはストライプのあしらいを。フェザーのブローチをはじめ、黒小物のアクセントはゴールドに揃え、とことん洗練された印象に。
ライラック色に合わせたお花のセレクトが素敵すぎる!
ピンク同様、お花の色を身にまとう日は度々フラワーモチーフをコーディネートに取り入れるエリザベス女王。このスナップは2019年6月のもので、ローズをアレンジしたストローハットで季節感を演出。近年の定番となっている、クラシックな黒のバッグ&シューズで風格はキープ。
海軍基地訪問に選んだのは威厳あるパープル
この日はいつにも増して格式高いエリザベス女王。毎回カラフルな装いで私たちを楽しませてくれているけど、やっぱり色の持つ第一印象ってすごく重要なのかも。ベルベットが配されたコートに、フラワーアレンジメントされたお帽子で高貴かつ華やかに。
瑞々しいライトグリーン×オフホワイト
スコットランドでの着こなしは、伝統的な民族衣装であるキルト姿のチャールズ皇太子と色味をリンクさせたグリーンルックで。ダッフルボタンのようなあしらいが特徴的なコートに、さわやかな白のスカートやお帽子をピックアップ。それにしても楽しそうなエリザベス女王がかわいい♡
メーガン妃とのランチには目の覚めるようなグリーンを
ネオンカラーもさらりと着こなしてしまうエリザベス女王。メーガン妃の母国・アメリカでは嫉妬を意味するグリーン、それを着たということは…考えすぎ? 90歳を祝うトゥルーピング・ザ・カラー当日に登場されたときもグリーンだったから、邪念ですね。
ポロに出向く日はミントグリーンに白を効かせて
以前は白小物を多用していたエリザベス女王、フラワーモチーフをリボンであしらったヘッドドレスがチャーミング! シルクならではの美しい発色で、車から降り立つ姿はどこから見てもパーフェクト。現在も愛用しているパールのジュエリーたちがまた、素敵。
ここからは番外編!キュートすぎるリボンクイーン
カラフルなスタイリングのイメージが強いエリザベス女王が、めずらしくブラック&ホワイトで登場。それもかわいすぎるリボン柄のドレスに、お帽子にまで大きいリボンをON。ちなみにブローチのブーケにも黒リボンが。モノトーンならではの遊びゴコロ、最高!
バッキンガム宮殿でのイベントには花柄のドレスで
普段からフラワーモチーフを合わせることも多いエリザベス女王、やっぱり花柄はお気に入りなご様子。宮殿内でのレセプションでは、ミントグリーンベースの華やかな1枚をセレクト。さりげなくドットも散りばめられていて、これを着こなすなんてさすが♡
外交先での華々しい花柄×ボウタイドレス
こちらもニュージーランド滞在中のスナップ。ドレスと同じプリントを、お帽子の裏地に用いた、おしゃれに対する強いこだわりが伝わってくるデザインに注目。花柄にボウタイ、とディテールが満載だけれど聡明な配色でファッショナブルに着地!
ピンク×ライムイエローの難易度高めな花柄も︎自然体
ワントーンでまとめることが多い中、この日はめずらしくキャンディカラー配色で。難しい数々のデザインやカラーリングを何気なく着こなしているエリザベス女王。花柄のドレスもキャッチーですが、構築的なお帽子がこの日の主役!