過去には『フォーブス』誌の「最も稼いだモデル」ランキングにおいて、14年連続で首位をキープし、現在もスーパーモデルとして活躍するブラジル出身のジゼル・ブンチェン。
今年7月に40歳の誕生日を迎えてからも、相変わらず抜群のスタイルと美貌を維持し続けている彼女ですが、そんなジゼルでも、近年は肌の変化を強く感じているのだとか。
10月22日(現地時間)に公開された<allure>のインタビューで、彼女は次のように語っています。
「年齢を重ねるのは美しいことだし、人生における自然の摂理だけど、向き合い方が難しいものでもあるわ。ここ数年で、明らかに肌が変化したのがわかるの」
一方で、彼女はそんな肌の変化を肯定的にも捉えているそう。
「これらの変化を目にした時、過去の人生を内省すると共に、感謝の気持ちが湧いてくるの。年齢を重ねるごとに、自分の肌に心地よさを感じられるようになったし、これまでに経験したすべてのことや、一年一年が、本当にありがたいって思える」
また、自身の経験も踏まえて、スキンケアについてのこんなアドバイスも述べています。
「肌をお手入れすることは、生きている限り続く習慣よ。人生の後半で健康的な肌を維持するためには、若いうちからスキンケアをしっかり行うことが大切だと学んだの。それぞれの肌には個性があるから、自分の肌に合った上質な製品と、毎日のスキンケアルーティンを見極めることが重要ね」
そう語るジゼルのスキンケア方法は、驚くほどシンプル。朝の洗顔は水だけで行い、美容液を塗布。夜も同じ美容液を塗り、保湿クリームとアイクリームをプラスして肌を潤わせるそう。その他はたまに、角質ケアを行う程度とのこと。
また、本人いわく「肌は心の状態を反映する」そうで、スキンケアだけでなく、セルフケアもとても重要だと述べています。そのため彼女は毎日たくさんの水を飲み、毎朝瞑想の時間を設けているのだとか。
そしてもちろん、口にするものも大切。今年3月のオーストラリア版『ヴォーグ』誌のインタビューでは、「健康的な食材を食べて体に栄養を与えたり、運動で酸素を取り入れて血の巡りを良くしたり、自分が楽しいと思えることをして過ごしたりしなければ、心が満たされないし、心が満たされなければ見た目にも影響してくるわ」と語っています。
美しさを維持するためには、スキンケアだけでなく、自分を労わるのも忘れないこと。
忙しい毎日を送る現代人にはなかなか難しい課題ですが、できる範囲で、心を満たす時間を設けていきたいですね。