コスモポリタン イギリス版4月号のカバーガールとして登場したファーン・コットンは、イギリスのテレビやラジオで活躍する司会者であり、2児の母親。

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そんな多忙な彼女が、誌面の中で18カ月になる娘のハニーちゃんに宛てて書いた手紙が感動的だと話題に。ここでは、その一部を紹介します。

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キャス・キッドソンと仕事するの大好き! このバッグ、ハニーにいつかとられそう。

手紙は、友情から自分との向き合い方まで、あらゆる人生のアドバイスが盛り込まれたもの。ファーンはまず、なぜ夫であるギタリストのジェシー・ウッドが洗面所にズボンを脱ぎ捨てても気にならないかについて、次のように説明。

パパとの結婚生活は素晴らしいです。

ママは本当にまたとない相手を見つけました。親切だし、愛情深いし、率直だし、正直でとっても面白い人…たしかに、パパは洗面所にズボンを脱ぎ捨てるし、お茶をいれたあとは棚を開けっ放しにするけど、でも、結婚生活ってそういうものよ。

何の方策もなしに万事うまく行くということはないの。人生って、そういうものではないから。パートナーに対しては率直に、そして、相手の言うこともよく聞くこと。それから、全身で彼を愛すること。でも、それは彼があなたを同じように愛する場合だけ。あなたの心が躍り、あなたの良い部分をすべて引き出してくれるような人を探して。

ファーンは、ハニーちゃんが尊敬できない男の子たちとつき合うことに断固反対のよう。

あなたを変えようとするような人に我慢をする必要はないわ。

ママがかつて付き合ってた人は、ママにこれ以上タトゥーを入れないで欲しいと言ったので、(あなたなら想像つくと思うけど)すぐにお別れして、背中に大きなのを入れてやったわ。

彼はタトゥーを嫌がったけど、自分の体なのにどうしてそんなことを言われなくちゃいけないのか、ママにはわからなかったの。今を生きる女性はもうそんな要求に従う必要はないわ。

また、ファーンは様々なかたちで辛い時期を経験してきたことも告白。

振り返ってみると、受け入れるのが難しいような悲しいこともあったけど、色んな方法で乗り切ってきたの。世の中から身を隠して、暗い部屋の中で悲しい音楽を聴きまくったり、心の痛みを忘れようとパーティーに出かけたりもした。

ママが今おすすめするのは、2つの方法の中間辺りね。十分に悲しむことなくパーティーモードに入ると、かえって孤独を感じるし、飲み過ぎたり、自分を見失ったりするものなの。ママがかつてそうだったように。

そして、15歳からテレビの世界で働いてきたファーンでさえ、今も緊張することがあるそう。

10 代の頃は、人が自分をどう見るか、どう見えるかということにほとんど関心がなかったの。でも20代に突入すると、自分が"どこにも属していない"という感覚に押しつぶされそうになったものよ。

ママはかなり若い頃に『The Disney Club』というテレビ番組の司会者になったの。つまり、人生のごく早い時点で、見知らぬ様々な人たちの目に晒されるようになったというわけ。自分の手に負えなくてもがいたこともあったし、すごく居心地が悪いこともあったわ。その頃は、自分が誰か別の人になったように思える、オシャレだけが慰めだった。

ママは自分自身でいると平凡過ぎると思って、わざと他人に興味を持ってもらえるような格好をしていたの。でも、あなたは自分の個性を過小評価してはダメ。

自分に自信を持っていれば、他人もあなたを平凡だなんて思わないわ。誰か別の人になればうまく行くなんて、幻想なの。自分に誇りを持つこと。30代になった今、ママは自分でいることがとても幸せです。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US