腹筋を割りたいなら食事管理を徹底

腹筋を1000回やれば6パックになれる? 腹筋マシンを使えば誰でもお腹が割れる!?

もしあなたがこう思っているならそれは間違い。いわゆる6パックは運動だけではつくれません。腹筋を割りたいなら食事管理をしっかり行うことが腹筋を鍛えるより何倍も重要! アメリカには「Abs are built in the kitchen, Glutes are built in the weight room, and Boobs are made in the doctor's room(腹筋はキッチンで、お尻はジムで、胸は病院で作られる)」という言葉もあるほど。これは腹筋の土台が食事で決まるという教訓です。

腹筋をしているのにお腹が割れないというのは、「筋肉は鍛えられているが、その上に脂肪が乗っているので筋肉のラインが見えてこない」という状態。ボディビルダーをイメージするとよくわかると思いますが、彼(彼女)たちは極限まで脂肪を落として皮一枚の状態をつくることで、筋肉のラインを見せている。一般女性がボディビルレベルの腹筋を求めることはないでしょうから、ある程度トレーニングしたら、あとは食事で脂肪を落としていったほうが、ラインは見えやすくなります。

糖質を減らすと結果は早い

具体的な食事管理でいえば「糖質(炭水化物)を減らす」と結果は出やすい。糖質が多い食品はごはん、パン、麺などの、いわゆる主食とされるものです。糖質が体内に入ると「インスリン」というホルモンが分泌されます。インスリンは糖質(栄養源)を各細胞に運ぶ役割をしているのですが、筋肉や肝臓に運ぶのと同時に脂肪細胞にも栄養を送り込んでいます。筋肉を発達させ基礎代謝を上げるためにはインスリン分泌は必要なことですが、糖質をとりすぎることは脂肪を作る手助けをしているとも言えるのです

なので、腹筋を少しでも割りたい女性はまず食事を見直してみてください。そしてトレーニングをするときは、筋肉に「効かせる」ことを意識すること! 筋トレは効かせたい場所にきちんと効かせることが超重要。意識するのとしないのとでは効き方(結果)は確実に違ってきます。そもそも……効かせられていれば腹筋100回なんてできないし回数はそこまで重要ではありません。本当に追い込めていれば10回でも充分。例えば10回×3セットの腹筋で3セット目の後半はもう無理! くらいがいいでしょう。

まとめ:

・お腹を割りたいならトレーニングよりも食事管理が優先

・糖質を減らすと脂肪の落ち方は早い

・「効かせる」ことを意識したトレーニングが重要