バービー・フェレーラは、今もっとも注目されているファッションモデルの1人。

38万人以上のInstagramフォロワーを持つ彼女の魅力は、その可愛らしい見た目だけでなく、体に関するポジティブなメッセージを発信し続けている点

その1つがこちら。この投稿でバービーは、″ストレッチマークはごくノーマルなもので、隠さずに堂々と見せるべき″と主張。

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そこかしこにある小さなライン。多少の変化があっても、自分の体は愛しいもの。ビタミンE入りのオイルを塗ってお手入れ中!!!

このコメントを読むと、私たちの身体の"小さなライン"は恥じるべき存在ではないことに気づかされるはず。コスモポリタン アメリカ版によると、バービーの投稿はメディアでも取り上げられ、若い世代にとって重要な意味を持つメッセージだと紹介されているのだとか。

その後、バービーは再びInstagram上で、自分の体を受け入れることの難しさについてメッセージを発信。また、ファッション業界には改善の余地が大いにあることも指摘。

ストレッチマークの写真を投稿して間もなく、裸の状態で見知らぬ人たちの前に立つ仕事をしたんだけど、ストレッチマークを指摘されたわ。しかも、女性から。

でも、こういうことはこの業界では日常茶飯事。

私はいつものように涙を呑んで、何事もなかったように振る舞い続けるの。いい大人たちが10代の私に向かって"体をもっときれいに見せるためにスパンクスやブラが必要″だとか、"体をすべすべに見せるためにフォトショが必要"だとかホザいてる。しかも、それを言っている本人がプラスサイズなのよ。

さらに彼女は、一見ボディサイズの多様性が広まりを見せつつある業界の、厳しい現実についても暴露。

この業界は嘘で固められているわ。ぽっちゃり体型を実際に受け入れているブランドなんてほんの一握り。

この業界では女の子は人間扱いされていないの、まったくもってね! 私への扱いがひどいと感じる人は、ヒップのサイズが86センチから89センチになってしまったランウェイモデルたちに聞いてみて。彼女たちは面と向かって″太ってる″とか、″食うな″とか言われるの。ぽっちゃりモデルの私たちがマネキン扱いされている世界で、私たちにできることなんてどれくらいあるんだろう…。

バービーはモデルとして生計を立てられることに感謝する一方で、世間が設ける厳しい美の基準が自身の前に立ちはだかっている点についても言及。

自分の立場はラッキーとわかっているけど、お金を得るためにゴミ扱いされることについてうっぷんを晴らしたかったの。だから、自分からメッセージを発信したい。メディアによって″不完全″な気持ちにさせられてるのは、消費者だけじゃない。モデルたちも同じ扱いを受けているのよ。私は生活費を稼ぎ、世界中のぽっちゃり女性を代表するという立場上、この状況から抜け出せていないけどね!!(笑)

一見華やかなモデル業にもこんな苦労があるなんて…。でも、彼女のように真っ直ぐな意見を発信する人たちの存在によって、いつか女性たちが″不完全さの呪縛″から解放される社会が訪れますように。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

COSMOPOLITAN US