オーストラリア人のコンスタンス・ホールさんは、ダブルスタンダードを持つ人を大っぴらに批判したり、母親である本音を包み隠さずに語ったりすることで、過去に何度も話題になったことのあるママブロガー。コスモポリタン アメリカ版によると、他のママ友を見かけで判断してはいけないという教訓を学んだエピソードを告白したところ、賞賛の声が挙がっているという。

以下は彼女が投稿した内容:

「毎日、子供を学校に迎えに行くときに見かける母親がいる。彼女は高級車に乗り、背筋がピンとしていて、ヘアスタイルは完璧。彼女は育ちが良さそうな口調で話し、質のいい(しかもシミのない)服を着て、私に話しかけることはまったくと言っていいほどない。かくいう私はと言うと、ミルクの匂いを漂わせながら赤ちゃんにおっぱいをあげ、髪はボサボサで、顔は泣きはらしてむくみ、裸足で、頭の悪そうな言葉遣いで話している。彼女は、あたかも私が抱いている劣等感を増長させるために、この世界に君臨したのかとも思えるような存在だった。そこで、この世の多くの女性たちがするように、惨めな私は、その母親をゴシップネタとして扱うことによって、多少の優越感を抱いていた。

ところが、とあるママ友からのアドバイスを聞いてハッとした。『彼女に"ついて"話すのではなく、彼女と"直接"話すべき』。そこで、私は意を決して彼女に話しかけることにした。

ある日、私は彼女の隣に座った。話し始めると、彼女は元アルコール依存症患者であり、現在は依存症の女性たちのためのサポートグループを主宰していること、そして私たちのすべてと同じく、結婚生活、子供、健康面で問題を抱えていることが分かった。彼女には数え切れないほど多くの側面があるけれど、当初想像していたお高く止まっているイメージとは無縁であることが分かった。彼女は、私が知っている中で、もっとも勇気を与えてくれる女性の1人。

さらに、私が自分の生活に不満だらけで、きれいに身なりを整えたママ友に話しかける勇気がなかったとき、逆に彼女は私がゆったりと構えたクールな母親だと思い、私に話しかける勇気が沸かなかったと言った。

そして今、勇気を出して話しかけたそのママ友は私の親友の1人となっている。2人で夫や子供に対する文句を言い合っては、しょっちゅう大爆笑している。子供の学校が変わった今、ママ友の多くは私に対して好き勝手なイメージを抱いているはず。残念なことに、自分自身がゴシップのネタになってしまった部分もあるけれど、世間のママ友すべてに言いたい…『彼女に"ついて"話すのではなく、彼女と"直接"話すべき』だ、と」

この体験談には何千ものコメントが寄せられ、中にはコンスタンスさんとまったく同じことをして罪悪感を抱いていた人もいたそう。また、他人に対して勝手に批判的なイメージを抱かないようにとのアドバイスに対してお礼を言う人に加え、自分が批判の対象となって苦労した体験談をシェアした母親たちもいたそう。

もしかしたら、あなたがずっと近寄りがたくて避けていた人こそ、一生の友だちやパートナーになる可能性を秘めているかも!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

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