女子会を開けば、必ず誰かひとりが言う「出会いがない…」。「私も!」と共感したアナタ、もしかしたら目の前にある出会いのチャンスを見逃しているだけかも? 「そんな出会い方、アリ⁉」とアッと驚くような、リアルエピソードを10話ご紹介。

第一弾で紹介するのは、昨年とあるパーティーにて運命的な出会いを果たしたY.I.さん(29歳、コンサル会社勤務)。フランス人のパートナー(29歳、会社経営者)とは、約7ヶ月間の交際を経て先月結婚! 短期間の交際で結婚まで至った彼女は、出会ってからオトナの関係になるまでも、かなりスピーディーだったとか。

-彼と出会った場所は?

彼(以下、M)と出会ったのは、昨年の1031日。場所は、友人に誘われて訪れたハロウィーンのホームパーティでした。フランス人のMは当時、観光で日本に来ていて。ホームパーティの主催者(同じくフランス人)がMの大学時代の同級生で、「日本のパーティを楽しんでみないか?」と、誘われたみたい。彼にとってはたった1週間のステイでの出会いだったんで、今思うと、本当に運命的だなって(照)。 

-彼の第一印象は?

パーティーは16人程度の小規模なものだったんで、家に入ってすぐ、全員と簡単な挨拶をして周ったんです。初めて話した時は、「声が小さくて、何を言ってるかわからない人だな」っていうちょっとネガティブな印象(笑)。そのせいか、ホームパーティ中はあまり会話をする機会はなかったんです。でも夜中1時を過ぎた頃、みんなでクラブへ移動しようってことになって。移動中のバスの中で、たまたま隣の席に座ったのがMでした。そこで彼の仕事への熱意や、家族との深い絆、趣味である読書の話を聞くうちに、"すごく真面目な人なんだなぁ…"と、好感度が急激にアップ。自然と、この人の事がもっと知りたい!と思うようになっていました。

-彼を好きかも!と自覚したタイミングは?

クラブに入ってからも、会話は続いていましたね。Mは真面目だけど、たまに発言するちょっと皮肉のこもったユーモアが、私のツボにドンピシャで。どんどん惹かれていく自分に、ちょっと戸惑ってしまったほど! 会話の途中、私がトイレに行って戻ったら、あまりの人の多さでMとはぐれてしまったんです。薄暗い会場の中で探すのは困難、しかもMの携帯の連絡先を知らなかった私が、諦めて別の友人らと談笑していたその時。Mが私を探し出して、体をグイッと引き寄せ、友人らと離れた場所に連れて行かれました。嬉しそうな笑顔で「やっと見つけたよ!」と言われ、ついドキッとしたその瞬間、キスをされて。「もし良かったら…ここを出て、どこか別の場所に行かない?」と誘われ、気づいた時にはMと手をつないで会場を後にしていました。

-彼との仲が深まった瞬間は?

クラブを出て移動をしているタクシーの中で、M当日早朝の便で帰国しなければいけないことを告げられて。悲しんでいると、「キャンセルする!」と、まさかの即決(笑)。さすがにビックリしましたが、一緒に過ごせる時間が延びたことは、素直に嬉しかったですね。そしてMのホテルへ直行し、出会ったその日にセックスしちゃいました。日本に住んでいる人とだったら、絶対にありえないですけど…。"帰国する前にもっと彼との仲を深めたい!"って、思い切っちゃった。結果、Mとはカラダの相性も抜群に良かった(照)。朝になってから航空会社へ電話をかけると、夜の便を予約することができて。空港まで送りに行き、まるで夢みたいな出会いが幕を閉じました。

-交際までの経緯を教えてください。

正直、Mが帰国したあとに関係が発展することへの期待はあまりなくて。それまでも海外の人と恋愛したことは何回かあったけど、遠い距離の壁は厚かったから。でもMから帰国後すぐに「飛行機の中でもずっと君のことを考えていたよ。次はいつ会える? 一緒に旅へ出ないか」というメッセージが。ちょうど年末年始の長期休暇が控えていたので、トントン拍子で再会の予定が決まりました。リゾート好きという共通の趣味から、タイ旅行をブッキング。出会いから2ヶ月後、ビーチが美しいサムイ島で再会を果たしました。初日に、些細な会話から食事まで、怖いほど気が合うことが発覚。たった一晩のみ過ごした相手とは思えないほどリラックスできて、毎日が本当に楽しかった! 旅の最終日に彼から正式告白され、交際がスタートしました

-彼との出会いから、学んだことは?

当時は朝方までオフィスにいることも頻繁にあるほどの激務をこなしていたので、誘われたパーティーを断ることもしばし。"仕事ばかりの毎日を変えたい!"という思いで参加したパーティーで運命の出会いを果たし、ありきたりですが、出会いの場に行くことって大事だな、と実感。あと、ここぞという時の踏み切りも大事だなって。出会ったあとの関係を左右するのは、ズバリ、直感とタイミング! もしあの夜セックスしていなかったら、Mの帰国後も"熱"は続かなかったと思うので。