人を好きになる気持ちはいくつになっても変わらないもの。高齢化社会が進む現代だって、年を重ねてもどんどん恋愛を謳歌すべき!
コスモポリタンアメリカ版によると、ニューヨークのブロンクス地区にある老人ホームは、入居者同士の恋愛を奨励することで、彼らの"幸せ実現"を目指しているんだそう。
リバーデールに位置するヘブライ・ホームは、年令に関係なく、すべての人に性欲があることを認識した上で、セックスに関心がある入居者に対する「性表現に関するポリシー」を掲げている。
<New York Times紙>によると、このポリシー「組織的なケアから個人的なケアへの(全国的な)シフトの一環」によって、老人ホームに住むアメリカ人高齢者が発言権を得る手助けになっているという。多くの老人ホームにおいて、それは入居者が朝ごはんのメニューを選ぶことができる程度のことしか意味していないものの、ヘブライ・ホームでは、入居者がセックスを伴う男女関係を持つことを自分で決められる決断も含んでいるらしい。
「リバーデールにあるヘブライ・ホーム(以下ホーム)は、高齢者の生活における感情的および肉体的な愛情行為の重要性を認識すると同時に尊重しています。ポリシーにある『そのような人間関係は、人生において正常かつ自然な側面である…』と書かれた箇所を、両者の間で同意がある限り、高齢者が性生活を送る権利を認識しサポートすべき、と解釈しているからです」とホーム側は語っている。
このホームに勤務するスタッフは、積極的に「シニアプロム」をはじめとする様々なイベントを開催して出会いの場を提供したり、G-Date(おじいちゃんとおばあちゃんのデートという意味)という出会い系サービスを始めたりしている。『Times紙』によると、ヘブライ・ホームに入居している870人の内、約40%がこのサービスのお陰で恋愛関係を楽しんでおり、数十人もの入居者が現在‟恋人募集中"だという。
このサービスを行っていることにより、ヘブライ・ホームに勤務する看護師たちの負担が多少増えているとはいえ、彼らの多くは、入居者が愛する人との出会いを手助けすることを心から楽しんでいるらしい。恋愛に年齢制限なんてないし、G-Dateって、<Tinder>よりもずっと楽しそう!
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Rubicon solutions