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国から許可されなかった「世界のキラキラネーム」22選

82ページにもわたる「命名禁止リスト」がある国も…!

世界的に人気な「キラキラネーム」の命名。中には、いじめの対象となり得るような珍しすぎる名前や、どう読んだらいいのか見当もつかない記号だけの名前も…。そういったことを事前に防ぐためにも、国によっては命名に関する法律が整備されているよう。そこで今回は、法的に認められなかった海外での新生児の名前をご紹介します。
Westend61//Getty Images

セレブの間でも流行っているキラキラネームなど、近年ではユニークな名前を子どもに付けることが世界中で広がっている様子。しかし中には、いじめの対象となり得るような珍しすぎる名前や、どう読んだらいいのか見当もつかない記号だけの名前も…。そういったことを事前に防ぐためにも、国によっては命名に関する法律が整備されているよう。そこで今回は、法的に認められなかった海外での新生児の名前を、グッドハウスキーピング アメリカ版からご紹介します。

ヌテラ

Illegal Names

テレグラフ』誌によると、フランスでは新生児に「ヌテラ」と名付けて、裁判官から変更するよう命じられた実例があるそう!

世界中で愛されるチョコレートペーストのブランド「ヌテラ」の著作権侵害とは一切関係なく、単にいじめの対象になりうるとして禁じられた様子。

フレーズ

Illegal Names

またもやフランスで禁じられてしまったのが、女の子につけられた「フレーズ」という名。『テレグラフ』誌によると、フランス語で「苺」という可愛らしい意味を持つ一方で、スラング用語では「ケツ」としても使われることから、許可されなかったそう…!

ウィリアム王子

Illegal Names

英ロイヤルファミリーの一員として知られる「ウィリアム王子」を、そのまま名前として付けようとした、とあるフランス人夫婦。結局、冷やかしの対象になるかもしれないので使用は禁じられてしまったそう。

しかし今度はなんと、自動車ブランドと同名の「ミニクーパー」で請願! こちらもやはり、許可は得られなかったんだとか。子どものことを思うと気の毒…。

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Illegal Names

命名の制度が厳しいスウェーデンに在住するとある夫婦は、赤ちゃんの5歳の誕生日まで戸籍に名前を登録しなかった罪で、罰金を課されたそう。

それに不満があったのか、この暗号のような名前を申請して反抗心をあらわに! さらに驚くことに、なんとこちらは「アルビン」と発音するそう…。一体何をどう読んだらそうなるの!?

イケア

Illegal Names

スウェーデン人のとある夫婦は、「イケア」と命名しようと申請するも認めらなかったよう。スウェーデンでは企業名を使用するのがNGなのかと思いきや、ミドルネームに「グーグル」と入れるのは許可が下りたというも。

セイント

Illegal Names

アメリカでは、セレブ夫婦キム・カーダシアンとカニエ・ウェストが長男に名付けて話題となった「セイント」。聖人という意味を持つうえに、殉教者などを呼ぶ尊称でもあるため、ニュージーランドでの使用は禁じられているそう…!

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プリンス、キング、ロイヤル

Illegal Names

プリンス、キング、ロイヤル、エンペラーなど王室を彷彿とさせる名前は、ニュージーランドでは禁止の名前リスト入り。それでも2018年に申請を出している人は複数いたよう…。

ロボコップ、スクラウタム、フェイスブック

Illegal Names

メキシコのソノラ州では、いじめの原因に繋がることから禁じている名前のリストを発表! そのなかには、映画のタイトルでもある「ロボコップ」や、陰嚢を意味する「スクラウタム」、SNSの「フェイスブック」などがリスト入りしていたそう。

リンダ

Illegal Names

一時はアメリカで大人気だった名前「リンダ」も、サウジアラビアでは使用が禁じられているそう! <ワシントン・ポスト誌>によると、同国の“伝統”にふさわしくないことが理由として挙げられるんだとか。

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トム

Illegal Names

命名判決が厳しいポルトガルでは「トム」などのニックネームの登録ができないそう! 子どもを「トム」と呼びたいのであれば正式に「トマス」と名付ける必要があるんだとか。

ソー

Illegal Names

そんなポルトガルには、82ページにもわたる禁止の名前リストが! マーベルの人気キャラクターとして有名な「ソー」もその一つ。どうやら、ポルトガル語でない名前は許されないよう。

蛇を意味する名前

Illegal Names

2006年、マレーシアでも命名の判決が厳しくなり、蛇を指す単語はすべて禁止リストに追加された様子。

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カミラ

Illegal Names

アイスランド語のアルファベットにはなんと「C」が存在しないそう! そのため「Camilla」など、綴りに「C」が入った名前はそもそも許可されないんだとか。

しかし、アイスランドの首都レイキャビクの元市長であるジョングナー氏は、その制度に大反対! どうやら娘をカミラと名付けたかったそうで「創造性がなく、不公平で愚かな法律」と怒りをあらわに。

@

Illegal Names

メンタルフロス』誌によると、記号だけの名前として「@」を申請した夫婦が中国にいたそう!

夫婦が「@」を息子に名付けたかった理由は、意外と心温まるものに。なんと、この記号を中国語で発音すると「彼を愛している」というフレーズに聞こえるそう♡

メルセデス、シャネル

Illegal Names

フランスやスウェーデンのようにブランド名を子どもにつけることを認めない国は多く、スイスでは「メルセデス」や「シャネル」がNG。

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シュミッツ

Illegal Names

ドイツでは、苗字のような名前をつけることができないというルールが! もちろん、ドイツ人の苗字に多い「シュミッツ」も例外ではない様子。

対照的にアメリカでは、「クーパー」や「ジャクソン」などのよくある苗字を、名前としてつけることが大人気なんだとか。

ペパーミント、ストーン

Illegal Names

ドイツでは「ペパーミント」や「ストーン」なども、物の名前であることから人に付けることは許されていないそう。その理由は、いじめの対象になりかねるからなんだとか。

J

Illegal Names

スイス在住のとある夫婦は、親愛なる祖父母「Johanna」と「Josef」の頭文字をとって、新生児に「J」と名付けようとしたそう。しかし、同国の裁判所は1文字だと不十分なことを理由に、「Jo」を代わりに提案したんだとか!

最近では短い名前が流行っているようですが、「J」はさすがに短すぎる…!?

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サラ

Illegal Names

一見同じ発音である「Sara」と「Sarah」でも、モロッコでは大きな違いがあるそう。実は「Sarah」だとヘブライ語になってしまうことから、強く使用が禁じられている様子。そのため「サラ」と名付けたければ、アラビア語の綴りである「Sara」にする必要が!

シアン化物

Illegal Names

ウェールズに住むとある母親は、猛毒の「シアン化物」をそのまま娘に名付けたいと希望。その理由は、ヒトラーを殺害したとされるこのシアン化物に「ポジティブなオーラを感じていた」から…。

さらに、子どもは双子だったようで、息子には宣教師を意味する「プリーチャー」と命名していたそう。

裁判官はどちらの名前も認めず、その双子の兄が新たな名前を考えるという、非常に珍しい判決を下したそう!

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赤ちゃん

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