いつ見ても素敵で、コスモポリタン内でも人気が高いBaby Kiyさんのinstagram。今回は特別に写真の撮り方からコツ、こだわるポイントなどを教えてもらいました！
――ズバリ、素敵な写真を撮るコツってありますか？
普段はあんまり頭で考えず、感覚で撮っています。きっと写真は私の得意分野なんだと自負してます（笑）。ただ、水平線や地平線、建物などはまっすぐが鉄則。それだけでも見ていて気持ちのイイ写真が撮れるんです。人物が入る場合は静止した状態で撮るのではなく、動いている中で切り取るのが好きです。そのほうがナチュラルな絵が撮れるし、ラフな感じに写るので！
――1回の場面で何枚も写真は撮りますか？
時と場合によりますが、例えば海に行ったら、初めにパッてまとめて撮って、あとは楽しむ！ ずーっと写真を撮っているよりもその場の雰囲気を楽しみたいです！ 食事のときも同じで、出てきてパシャッて撮ったらおしまい！ もちろん、「今日は写真を撮りに行こう」って、クリエイターのみんなと出掛けるときは違います。フィルム、デジカメ、iPhone…全部持っていって、いろいろ撮影します。最近は写ルンですとか、フィルムにハマっているんです。ピントも合わせなくていいし、ブレててもそれが味になるし。逆行でボケてたりしても可愛い♡
――食べ物や飲み物の素敵な撮り方を教えてください！
食べ物は真上から、手元とか足元を入れて撮るのが好きです。コーヒーとかお茶、アイスクリームは手に持って背景などと一緒に。ポートレートモードを使うと後ろがボケて可愛い感じに！ ネイルもこだわっているので、一緒にとると写真のポイントになります。
――加工のこだわりはありますか？
加工しすぎると本物の色じゃなくなっちゃうから、あんまりし過ぎないように気をつけています。一番よく使うアプリはVSCO。HB1やHB2のフィルターでグレーな感じの加工をします。フィルムっぽい加工になるA4も好きかな。最近instagramのストーリーの加工もよくやっていて、一番好きなのはメルボルン。白っぽくなってそれだけで世界観が出る感じがいいんです♡ 人が写っているものはアブダビをセレクト！ それにタイプライターかネオンで文字を入れるのが定番です。
――instagramに載せる写真のこだわりはありますか？
UNUMというアプリを使って、自分のページ全体の色バランスや配置は考えています。今までの写真とのバランスを見ながら、「次はこれをUPしよう」とか「後ろにまわそう」とかデザインしながら。統一感を出すために、場所ごとにテーマやイメージを決めたりも。たとえば、ハワイはベビーピンクの淡いイメージにしてみたり、オーストラリアは乾いた土のセピアっぽいイメージにしたり。パッと見たときに、そのTripが感覚でわかるようにするのが好きなんです。
――写真が上手になるためにアドバイスを下さい。
私は、写真というワンシーンにその場所の色･気温･空気･人との会話･音楽…全部を残したくて、自分のフィルターをかけて、写真という形にして吸収している感じ。本当に自分の音楽と同じ感覚で写真を撮っています。instagramに載せている写真って、ただの一部でしかなくて失敗作もたくさんあるんですよ（笑）。誰もが100%良いものを撮れるわけではないし、下手でもいいと思うんです。なんていうか、いっぱい撮っていくといつの間にか撮れているものだったりするし。好きっていう気持ちがあれば自然に上手になります！ あと、instagramでいろんな人の写真を見ることも勉強になるかと思います。自分とは違う感覚の写真って刺激になって楽しいんです！
