自分の人生は、自分でしか生きられないし、どう楽しんでいけるかは、毎日の選択と気持ち次第。どんな生き方だって、自分で選んでいる人は、いつだって魅力的に見えるし、自然と心惹かれるもの。コスモポリタン日本版では、人生を謳歌しているさまざまな女性の生き方を紹介していきます。

「旅行は人生」というくらい、旅行に情熱を注いでいるエリザ(27歳)さん。フランスのパリにフィアンセと住み、夢を追いながら毎日ハッピーに暮らしています。「旅行」を通して学んだこと、今後叶えたいことを語ってもらいました。

―現在のお仕事について教えてください。

すでにあるツアー商品を販売する旅行会社ではなく、お客さんの要望をヒアリングしてオンリーワンの旅プランを提案する、オーダーメイドの旅行会社でジュニアマネージャーをしています。

―なぜ旅行会社の仕事を選んだのですか?

もともとは、海外で働いて生活をしてみたいと思っていたんです。だけど、ワケあって、行くことができず、フランスの田舎町からフィアンセとパリに引っ越してきました。「旅行は私の人生」と言えるくらい、旅行を愛しているので、どうしても旅に関わる仕事がしたかったんです。旅行って、短期間で一生忘れられない思い出や感動、体験を味わえるでしょ? そんな時間を多くの人に提案できる仕事に、とてもやりがいを感じたの。

―さきほど、海外で生活してみたいとおっしゃっていましたが、その夢はいつか叶えたいと思っていますか?

今は海外には住んでいないけれど、仕事を通して、その夢を違う形で実現できたと思っています。仕事柄、海外に行くことも多いし、プライベートで旅行に行くことももちろん多い。それで最近、大切なことに気が付いたの。旅先では、沢山の刺激を受けてパリに帰ってきます。そのたびに、世界で最も美しい都市のひとつに私は住んでいるんだって、実感するようになりました。それは、本当にラッキーなことだなって。旅行の仕事をしていたからこそ、そのことに気が付けたと思っています。

―よくポジティブだと言われるそうですが、他人と自分を比べてしまったりして落ち込むことはありますか?

私は、よく人と自分を比べます。でも、誰とでもというわけではなくて「自分が憧れている人」や「自分よりも能力が高いと思う人」と。憧れるなと思ったことは素直に見習って、少しでも近づけるように努力をしています。私は、どちらかと言うと、負けず嫌いな人間なので、他人と比べながら自分をレベルアップさせています。だから、他人と比べて、落ち込むといったことは、全くありません。

インタビュー

―そんな前向きなエリザさんの今後の夢は?

直近では、現在の会社で、ジュニアマネージャーからマネージャーになること。そしてもっと多くの経験を積み、独立したいです。インターネットが発達し、アイディア次第では、どんなことでも可能になる時代。旅行というキーワードを通して、面白い取り組みができればいいなと長期的に考えています。

―最後にエリザさんにとって幸せの定義とは?

旅行に行くことはもちろんだけど、フィアンセとワインを飲みながら、1日の終わりに今日あったこと話すこと。日常の些細なことだけど、幸せを感じます。また、パリの良いところを思う存分楽しめるのも、私にとってこの上ない幸せ。ルーヴル美術館、美味しい食事に、友達と騒げるクラブ! 幸せは、いつも日常にあるものだと思います。