コロナ禍で学校や職場でのストレス、不安、燃え尽き症候群が増加し、これまで以上にメンタルヘルスのケアが重視されている昨今。カウンセリングに通ったり、友達や家族に悩みを打ち明けたりすることもできるけれど、日ごろから自分で「心の健康」を管理したいと思う人も少なくないはず。

そこで今回は、日常的にメンタルヘルスのケアができるアプリをご紹介。音声付きの瞑想ガイドから、AIとの会話、カメラで自律神経を測定してくれるものまで、自分に合ったものを選んでみて。


【INDEX】


瞑想ガイド

cocorus

 
cocorus

なかなか寝付けず不安な夜や、疲れがとれずに憂鬱な朝…ゆっくりと深呼吸をして体の力を抜き、心身を健やかに保つ、音声ガイド付きマインドフルネス瞑想サービス。

誰もが実践できる簡単なプログラムから、上級者のための本格派メニュー、通勤・通学中に歩きながらできるものまで、豊富なプログラムが特徴的。

また、どこか耳馴染みのいいASMR自然環境音リラクゼーションミュージックなど、ほかの作業をしながら聴けるBGMも充実。緊張感のある試験やプレゼンテーション前など、リラックスしたいときに取り入れれば、集中力や生産性の向上も期待できるはず。

App Store

Google Play

Meditopia: 睡眠・瞑想・マインドフルネス

instagramView full post on Instagram

心理学者とヨガ/マインドフルネスの現役インストラクターの監修のもと誕生した、世界中で300万人以上のユーザーに利用されているアプリ。

100種類を超える瞑想プログラムのなかには、「初めての瞑想」「ベッドに入る前の瞑想」「感謝の瞑想」「自信を持ちたいときの瞑想」などといった目的に応じて選べるものから、仕事中や運転中、大事な場面などといったシーン別で決められるものまで、そのときの自分に合った内容を選べます。

深呼吸、思考の整理、現状を客観的に見て受け入れるように導く音声ガイドは、オン・オフの切り替えが可能。BGMのみをつけて、自分のペースで瞑想することもできます。

また、「オフライン機能」も搭載されていて、気に入った瞑想プログラムをダウンロードすれば、インターネット接続なしでも楽しめる!

App Store

Google Play

会話型

emol - AIと一緒にセルフケア

image
emol - AIと一緒にセルフケア

サポートAIの「ロク」と会話をしながら、メンタルヘルスに関する課題を解決していくサービス。

認知行動療法アクセプタンス&コミットメント・セラピーに基づいた、簡易的なカウンセリングやコーチング、雑談などができるため、相手の顔色や反応を伺って、自分の本音が話しにくいという人や、対人ストレスを抱えている人にオススメ。

「なんで?」「どうやって?」と、AIがユーザーの悩みを明確にしていきながら、メンタルヘルスの理解を深めることができるんだとか。

また、早稲田大学との共同研究で開発された、AIがマインドフルネスに導く「デジタルセラピープログラム」も充実。音声ガイダンスやレクチャー動画、呼吸法の実践など、楽しく心のケアができるはず!

App Store

聞いてよ!クマさん

image
聞いてよ!クマさん

「誰かに愚痴を聞いてほしい」「人には言えない秘密の悩みを聞いて欲しい」という人や、絵本のような世界観でちょっとほっこりとした気分になりたいときにオススメなのがこのアプリ。

自分の抱えている悩みをメモ欄に入力すると、画面上にいるクマがなんと、そのメモを燃やしたり、ヤギに食べさせたりして、視覚的に“悩み”を消してくれます。実際に悩みが解消されるわけではないけれど、どことなく心が落ち着くのが人気の秘訣。

メモの内容はそのまま消さずに、日記のように記録に残して、後から振り返ることも可能! 自分がどんなことで落ち込んだり、悩んだりするのか、自己分析としても役に立つかも。

App Store

SELF AI(セルフ)

 
SELF AI(セルフ)

寂しいとき、ちょっと愚痴を言いたいとき、元気がほしいときに、AIと会話しながら日常のメンタルケアや自己分析、状態管理ができるサービス。

ユーザーの精神フォローを目的とした「全肯定的メンタルケア AI 初期型ロボ」や、目標達成に必要な情報を必要なときに提案する「情報検索型AI インテリロボ」のほか、動物や人間のキャラクターまで、全く違う個性を持つ7種類のロボットがいて、自分に合う話し相手が見つかるはず!

Apple Store

ジャーナリング

muute

image
muute

欧⽶で⼈気のメンタル・セルフケアで、マインドフルネスの⼿法の1つでもある「ジャーナリング」。感じたことや思ったことを、⽇記のように⾃由に書き出し、振り返ることで、今まで気づかなかった⾃⼰の感情の揺れ動きや思考パターン、価値観や願望などを発⾒できるサービス。

ちなみに、ジャーナリング内容をAIが分析し、毎週フィードバックをするウィークリーインサイト機能も充実。1週間の感情の動きや思考を客観的に分析され、新しい自分を知ることにつながります。

Apple Store

Google Play

自律神経を計測

Upmind - 自律神経・瞑想・ストレス測定・メンタルケア

image
Upmind - 自律神経・瞑想・ストレス測定・メンタルケア

スマートフォンの外カメラに人差し指を30秒間あてると、カメラが指先の皮膚の輝度を連続的に取得し、脈拍波形を検出。脈拍の状態から、自律神経の状態を分析するサービス。

計測結果に応じたおすすめの瞑想やアクションが提案され、それらを実践することでメンタルケアを行うことが可能。計測→ケアの実践→経過の観察がアプリ内だけで完結するのがポイント。

メンタルケアのアクションの1つとして搭載している瞑想ガイドは、マインドフルネス瞑想協会の吉田昌生代表理事がガイド音声を担当。質の高い瞑想が短時間で実現でき、手軽にメンタルケアを行うことができます。計測や瞑想後には、優しい励ましのメッセージなどもアプリから届き、楽しみながら自分のペースで続けることが可能!

App Store

ストレススキャン

 
ストレススキャン

「大丈夫です」が口癖で、ストレスを抱えていても弱⾳を吐かず、ぎりぎりまで頑張ってしまう人にオススメなのがこちら。

「体感ストレス指数」や「睡眠時間」などのカルテを入力後、スマートフォンの外カメラに人差し指を2分間あてると、皮膚の輝度の変化から⾃律神経の活動量を測定できて、ストレスを客観評価してくれるサービス。

我慢することに慣れてしまうと、自己評価のストレスチェックでは問題がでにくいという事実に着目し、体感ストレス指数と実際の状態の差を表示。「隠れストレス負債」対策として注目されています。

App Store

Google Play