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目的別！ハネムーンに最適な世界の「ラグジュアリーホテル」10選
船がないと辿り着けないモルディブの水上ヴィラから、ナミビアでのワイルドすぎるキャンプ体験まで、一挙ご紹介！
ここ最近、コロナ禍でストップしていた旅行への需要が高まっているだけでなく、ウエディングの延期を余儀なくされていたこともあり、手の込んだハネムーンが人気になっています。もしかするとこれを読んでいる人のなかにも、近々結婚の予定があって、のんびりできる南国のビーチや、眺めが美しいサファリ、はたまたマウンテンゴリラに会えるルワンダなど、世界でも最高の経験ができるハネムーン向きホテルを探している人がいるかも。
とはいえ、ハネムーンは必ずしも珍しい場所に行く必要はありません。定番どころで言えば、イタリアのポジターノにある伝説のホテル「レ シレヌーセ」や、トスカーナのなだらかな丘にあるロマンチックな「ローズウッド カスティリオン デル ボスコ」なども、思い出をつくるのにうってつけ。
よりワイルドな体験をしたい場合は、セレブ御用達の憧れの地であるメキシコのバハ・カリフォルニア半島には「ワン & オンリー」があるし、ナミビアには自然保護区でインフラに頼らないキャンプを体験できる「ハビタス」などがあります。
今回は、世界一ロマンチックな滞在を実現するための、ハネムーンに最適なホテル10選をご紹介。
美しいサンセットを見るなら：グレース ホテル サントリニ オーベルジュ リゾーツ コレクション（ギリシャ、サントリーニ島）
サントリーニ島には素晴らしいホテルがたくさんあり、その多くにはプライベートなプランジプールが付いています。しかし、1981年にナパバレーの「オーベルジュ ド ソレイユ」から始まった、「オーベルジュ リゾーツ コレクション」の「グレース」ほど特別なホテルはありません。
イメロヴィグリのスカロスロックを見下ろし（サンセット目当ての観光客が集まる街、イアからは離れた場所にあります）、崖沿いに建てられた「グレース」には、夕暮れ時にぴったりなバー、朝食でも数皿のコースから成り、夜明けにシャンパンを飲むこともできる高級レストラン、そして人目を避けつつより広い空間を求めるゲストのための、マルチルームヴィラなどがあります。
プール付きのスイートルームなら：ジェード マウンテン（セントルシア、スフリエール）
ハネムーンにぴったりの「ジェード マウンテン」に見覚えがあるなら、それはBBCのドキュメンタリーシリーズ『アメイジング・ホテルズ』で紹介されていたからかもしれません。カリブ海は多くのハネムーナーにとって人気の目的地であり、なかでもこのホテルはウィッシュリストの上位に挙がっています。そして、その理由は間違いなく、寝室にフルサイズのプールがあるから！
建築の素晴らしさでも知られる同ホテルは、70年代の映画『007』に出てくる悪役の隠れ家のような雰囲気を持ち、オープンエアのスイートルームからは、遠くにセントルシアの有名な双子山、ピトン山を望むことができます。
ロマンチックな部屋に勝るものはありませんが、夕暮れ時のレストランの屋上テラスもそれに匹敵するはず。
比類なきイタリアの魅力を味わうなら：レ シレヌーセ（イタリア、ポジターノ）
地球上にイタリアほどロマンチックな国はないかもしれません。ベネチアで贅沢なリトリートを過ごしたい場合でも、フィレンツェで文化的な休日を過ごしたい場合でも、一流ホテルからエフォートレスでエレガントなホテルまで、数えきれないほどのハネムーンホテルが存在します。その中でもロマンチックさの頂点に君臨するのが、アマルフィ海岸のポジターノ。
ポジターノにはたくさんの素晴らしいホテルがありますが、最も象徴的なのは1951年に創業した家族経営の「レ シレヌーセ」。アペロール（イタリア産のリキュール）を堪能するなら、彫像が飾られたこのテラスほど贅沢な場所はありません。
セレブ気分のアドベンチャーなら：ワン & オンリー パルミラ（メキシコ、バハ・カリフォルニア）
ハネムーンでセレブのようなホリデーを過ごしたいなら、太平洋に面した楽園、メキシコのバハ・カリフォルニア州がおすすめ。
サン・ホセ・デル・カボにある「ワン & オンリー パルミラ」には、ヤシの木やプール、自家製テキーラ、テーブルサイドで作るワカモレなど、ハネムーンに必要なものがすべて揃っています。
また、日本食レストランや、伝説のシェフと呼ばれるジャン・ジョルジュの薪焼きグリルのレストランがあり、コルテス海に沈みゆく夕日を眺めることも可能。
さらには、フィッシングツアー、ホエールウォッチング、SUP、サーフィン、スキューバダイビングなど、楽しいアクティビティも満載で、来た人を飽きさせない魅力がたっぷり。
ロマンチックな田園風景なら：ローズウッド カスティリオン デル ボスコ（イタリア、トスカーナ）
5,000エーカー（約20平方キロメートル）もの敷地をもち、ヴァル・ドルチャを見渡すことができるローズウッドは、約800年という、トスカーナで最も古い歴史をもつホテルのひとつ。
伝統的なオステリアもあり、ヌマスギや周りを取り囲む夢のような田園風景を眺めながらランチを楽しむことができます。
周囲と完全に隔絶された場所を求めているなら、農場の家屋を改装して作られたプライベートヴィラを予約してみて。それぞれのヴィラに、温水プール、テラス、パーゴラ、庭がついています。また、赤ワインで有名なモンタルチーノの丘へ足を運んでみるのもおすすめ。
プライベート感のある島リゾートなら：シャングリ・ラ ル・トゥエスロック（モーリシャス、トゥルー・ドー・ドゥース）
ハネムーン先として長年の人気を誇るモーリシャスは、究極のアイランドパラダイスと呼ばれている場所。ウミガメが生息するモーリシャス島の東海岸に位置する「シャングリ・ラ」は、その名にふさわしく、インド洋のユートピアを作り上げました。
ここは、ボートで行けるプライベートアイランドや、カップルマッサージができるスパも完備。プライベート感を楽しむというテーマに沿って、「ビーチや海で誰にも会わずに過ごしたい」という人は、海に面したテラスでゆっくりと朝食を食べることもできます。
マーケットと夕日を楽しむなら：ラ スルタナ（モロッコ、マラケシュ）
ハネムーンでなくともマラケシュのロマンチックな雰囲気を味わうことはできるけれど、ピンク色の建物や、エレガントな庭園、スーク（青空市場）を楽しむことができる「ラ スルタナ」は、降り注ぐ太陽や結婚後の時間に浸る楽園として最適な場所の1つ。
城壁都市の中にあるこの敷地には、5つのリアド（宿泊施設）があり、穏やかな静養地となっています。また屋上のテラスでは、アトラス山脈に沈む夕日を眺めながら愛を育むことができ、2つのハマム（伝統的な大衆浴場）を備えたスパで美を磨けば、ウエディング時の輝きを保つことができます。
千載一遇の経験をするなら：ワン & オンリー ゴリラズ ネスト（ルワンダ、キニギ）
ビーチベッドに座ってカクテルを飲み続けるだけが夢のハネムーンではありません。冒険を求めている人にとっては、ルワンダの北部に生息するマウンテンゴリラに会いに行く、という一生に一度の経験が、ウエディング後の旅に最適かもしれません。
キャンプは躊躇してしまうけれど大自然が好き、という人には、幸運なことに火山国立公園の山麓の丘に位置し、隅々までスタイリッシュな「ワン & オンリー」というホテルがおすすめ。
レストラン「ネスト」からは、ヴィルンガ山脈や周囲に生い茂る高さ60フィート（約18メートル）のユーカリの森を眺めることもできます。素晴らしいスパで、トレッキング後の疲れを癒すのも◎。
ロマンチックな隠れ家を探しているなら：ギリ ランカンフシ（モルディブ、ランカンフシ・アイランド）
モルディブは世界有数のハネムーン地。結婚式の準備に何カ月もかかった後にゆったりとした時間を過ごしたいなら、インド洋の真ん中に浮かぶ離島がぴったりです。
「ギリ ランカンフシ」に滞在するなら、「クルーソーレジデンス」を予約して。ボート（または泳ぎ）でしかアクセスできないこのヴィラなら、ハネムーンを一層楽しむことができるはず。
裸足で過ごすラグジュアリーな体験は、マレから向かうボート上で始まります。もっとも、ヒールを履いていたら本物の漂流体験を味わうことはできないので注意して。
また、スパのトリートメントはお酒を楽しみながら受けることもできるため、ワインを持参するのもおすすめ。さらに、“ミスター・フライデー”や“ミズ・フライデー”と呼ばれるバトラーたちは、ヴィラの屋根の上に屋外ベッドを設置してくれるので、ロマンチックな星空観察も叶います。
文明に頼らない旅をするなら：ハビタス（ナミビア、ウィントフック）
環境に配慮したハネムーンを計画しているなら、ナミビアの「ハビタス」でネクストレベルのキャンプを経験してみましょう。人の手がほとんど加えられていない、10万エーカー（約404平方キロメートル）を超える広大な自然保護区には、自由に動き回る野生動物が生息しており、彼らを部屋のテラスから観察することができます。
と言うと、かなり人里離れた場所のように感じるけれど、実はナミビアの首都ウィントフックからわずか60キロメートルという立地。
ここでは、ライオンやキリン、ゾウを探すサファリに出かけるなど、アドベンチャー感満載の旅程を組むことができるはず。スパではヒンバ族が使用するレッドオーカークリームを使ったトリートメントが受けられるほか、他のゲストと一緒に穏やかなブッシュ・メディテーション（瞑想）を楽しむオプションもあります。
いつかは泊まりたい♡セレブ御用達のラグジュアリーホテル＆リゾート22
