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ロイヤルも！「シンプルウエディング」を選んだ意外なセレブ22組
ブリジット・バルドーやジョン・レノン＆オノ・ヨーコ夫妻など、大スターたちのカジュアルで個性的な挙式に注目！
セレブカップルの結婚式といえば、豪華絢爛なパーティを思い浮かべる人も多いはず。けれど、なかには驚くほどシンプルでアットホームなウエディングを選んだセレブたちも。
ウエディングドレスはなしで、会場は裁判所、ゲストは家族のみ…など、その内容は一見セレブらしからぬものばかり。けれど、そんな彼らの結婚式はどこか個性的でおしゃれ！ スモールウエディングを検討しているカップルや、「他人と被りたくない派」の人たちにも参考になること間違いなし。
ジョン・レノン＆オノ・ヨーコやブリジット・バルドー、ミック・ジャガーなど往年のスターから、オリヴィア・パレルモ＆ヨハネス・ヒューブルなどのファッショニスタ夫婦、さらには、民事婚で正式に夫妻となったチャールズ国王＆カミラ王妃まで、シンプルな結婚式で愛を誓った歴代22組をご紹介。
ミック・ジャガー＆ビアンカ・ジャガー（1971）
当時人気絶頂だったローリング・ストーンズのフロントマン、ミック・ジャガーとガールフレンドのビアンカは、親密かつ人目につかないウエディングを計画。
フランス・サントロペの市庁舎で法律上の夫婦となったのち、聖アン教会で挙式を決行しました（しかし、市庁舎から教会への移動中、結局多くのパパラッチに捕まってしまったそう）。
ビアンカは「イヴ・サンローラン」の白いタキシードスーツ、ミックは花柄のシャツを合わせたスーツに、足元はカジュアルなスニーカーをチョイス！
伝統的なブライダルファッションにとらわれない、ロックな装いは今でも多くのカップルたちにインスピレーションを与えています。
こちらは式に参列したバンドメンバー、キース・リチャーズとその家族。リラックスした装いがなんともクール！ ちなみにゲストたちは結婚式の前日に招待を受け、ミックがアレンジしたプライべートジェットで現地入りしたのだとか。
オノ・ヨーコ＆ジョン・レノン（1969）
ジョン＆ヨーコがウエディングの場所に選んだのは、イベリア半島の英国領、ジブラルタル。現地の英国領事館で非常に短い結婚式を挙げたのち、有名なこの岩の前で写真撮影を行いました。同席したのはフォトグラファーだけだったというから、かなりのシンプル婚！
ジョンは白のスーツを見つけられなかったそうで、白いジャケットにオフホワイトのコーデュロイパンツ、ヨーコは白のミニドレスにハイソックスというアイコニックな花嫁スタイルを披露しました。
ジョンが手に持っているのは、発行したての結婚証明書。
なお、パパラッチの目を避けることができ、日本国籍のヨーコとすぐに結婚できる英国領内、という条件が揃ったのがジブラルタルだったそう。ジョンはのちに「ジブラルタルを選んだのは、静かで、英国領で、フレンドリーだから」と語っています。
婚姻手続きが簡素なことで知られるこの場所は、コロナ禍に挙式場所として再び人気となりました。
トム・ブレイディ＆ジゼル・ブンチェン（2009）
2022年に衝撃の離婚発表があるまで、“パワーカップル”の称号をほしいままにしていたトム＆ジゼル。NFLのスター選手と“世界一稼ぐモデル”というゴージャスなカップルだったけれど、そのウエディングは驚くほどシンプルでした。
雑誌＜GQ アメリカ版＞のインタビューでトムが語ったところによると、会場はサンタモニカの教会で、プランニングに要した期間はたったの10日。さらに、立ち会ったのはそれぞれの両親と、トムの連れ子のみだったそう。 さらにトムは次のようにも語っています。
「『ゲストは200人くらい必要』という考えも理解できるのですが、両親だけがその場にいる、というのもとても特別な結婚式です」
その後、コスタリカにある自宅でも結婚式を挙げたトムとジゼル。しかしこちらも、サンタモニカの結婚式を少し拡大した程度のスモールウエディングで、親族を含めゲストは40人ほどだったとか。ジョン・ガリアーノが手掛けたというジゼルのサテンドレスも、とてもシンプル！
当時、各結婚式の写真は公開されることはなかったけれど、ジゼルが結婚記念日を祝う投稿でInstagramに写真をシェアしたことで、世界中の人々が見られるようになりました（離婚後の今でも！）。
マリリン・モンロー＆ジョー・ディマジオ（1954）
“シンプル婚”を選ぶセレブのあいだで、意外にメジャーな方法が裁判所や市庁舎での民事婚。
マリリンにとって2番目の夫、野球選手ジョー・ディマジオとのウエディングは、サンフランシスコの市庁舎で行われました。こちらは判事の部屋でキスを交わす2人。立会人はジョーの親族や友人のみで、マリリン側の親族は出席しなかったのだとか。
式を終え、市庁舎から出てくる2人。マリリンはこの日黒のファー襟付きジャケットに膝丈のスカートをチョイス。手に持ったブーケは小さくシンプルで、どこまでも飾らないスタイルを貫いていたのがわかるはず。
パメラ・アンダーソン＆トミー・リー（1995）
これまで5回の結婚を経験しているパメラだけれど、なかでも波乱万丈な関係性だったことで知られるのが、最初の夫で「モトリー・クルー」のドラマー、トミー・リー。
正式な交際が始まってからわずか4日後に結婚とだけあって、そのセレモニーもかなりカジュアル＆突発的。カンクンのビーチでお互い水着のまま結婚式を挙げ、そのままハネムーンを楽しみました。
なお、パメラは2人目の夫であるキッド・ロックとは、ボートの上でウエディングパーティを開いています。
チャールズ国王＆カミラ王妃（2005）
シンプルウエディングを選んだ有名人のなかには、ロイヤルも！
お互い離婚歴のあるチャールズ皇太子とカミラ夫人（ともに当時の称号）は、国民の声にも配慮し、盛大なロイヤルウエディングを行うことはありませんでした。そのかわり、ウィンザー・ギルドホールでの民事婚で正式に夫婦となることを選択。
民事婚を終え、ギルドホールを後にする二人。観衆も多く集まり、「さすが未来の国王夫妻！」という感じもするけれど、“世紀の結婚式”と言われたダイアナ妃のロイヤルウエディングと比べると、かなり質素と言えそう。
その後、ウィンザー城の聖ジョージ・チャペルでカンタベリー大司教に祝福を受ける「祝福の儀式」が行われました。
民事婚を欠席したエリザベス女王やフィリップ殿下も、この儀式には出席。その後の披露宴で女王は「私の息子は愛する女性と共に目的を達成したのです」と語ったのは有名な話。
ブリジット・バルドー＆ジャック・シェリエ（1959）
ブリジット・バルドーが、俳優のジャックと2度目の結婚をしたのは23歳のとき。市民婚を選んだ2人は、パリ近郊のルーヴシエンヌの市役所で、市長立ち会いのもと挙式。
式を終えたあとは、ブリジットの親がもつ別荘の庭でパーティを開き、カジュアルにお祝いしたよう。そこで撮られた写真には、ギンガムチェックのシャツドレスに身を包んだブリジットの姿が！
正統派のブライダルルックではないけれど、彼女の雰囲気によくお似合い。アットホームなパーティにぴったりのチョイスだったと言えそうです。
キーラ・ナイトレイ＆ジェイムズ・ライトン（2016）
フランス・マザンの市役所で庶民派婚を挙げたことで話題となったのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどへの出演で知られるキーラと、ロックバンド「クラクソンズ」のメンバーであるジェイムズ。
2人は日頃からミニマルな暮らしを実践していたそうで、結婚式に出席したのもわずか11名というミニマリストぶり。
なにより話題となったのは、キーラが着ていたドレス。これは以前別のパーティで着用していたもので、さらに結婚式後もあるイベントで同じドレスを着回す姿がキャッチされています。なんとも堅実派の彼女だけれど、会場へ向かうその軽やかな足取りからは、幸せオーラがあふれています。
マイリー・サイラス＆リアム・ヘムズワース（2018）
ジョー・ジョナス＆ソフィー・ターナー（2019）
手続きが簡易なこともあり、セレブのあいだでも意外に多いのがラスベガス婚。ジョーとソフィーも2019年、この場所で電撃結婚しています。写真2枚目からもわかるように、会場はかなり簡易的なチャペル！
その内容は、指輪型のキャンディを結婚指輪として使用したり、進行役はエルヴィス・プレスリーのそっくりさんだったりと、なんともベガス婚らしいもの。英＜デイリーメール＞誌によれば、かかった費用はたったの600ドル（当時のレートで約6万5000円）だったとか。
とはいえその後、フランスの古城で盛大な結婚式を挙げている二人。この“ベガス婚”は、その前にアメリカで正式に夫婦になっておく必要があったため行ったもの、とも言われています。
ヒラリー・ダフ＆マシュー・コーマ（2019）
ヒラリーとマシューも自宅での結婚式を選択したセレブカップル。ロサンゼルスにある邸宅のバックヤードを、花々やグリーンでデコレーションし、ナチュラルテイストの式場を作り上げたそう。
当日は、集まった家族やごく親しい友人たちに囲まれ、マシューとのあいだに生まれた愛娘バンクスを抱いて入場したヒラリー。家族の絆を感じさせる、ぬくもりにあふれたウエディングとなりました。
ジュリアン・ムーア＆バート・フレインドリッチ（2003）
2003年、9歳年下の監督であるバートと再婚したジュリアン。その結婚式は、彼女らしさいっぱいの気取らないスタイル！ 自宅でゲスト36人ほどの小さなレセプションを行ったのだとか。
当時話題となったのは、「プラダ」のライラックドレスをまとっただけの、ジュリアンのカジュアルな花嫁ファッション。これに呼応するかのように、バートはパープルのシャツ＆ネクタイをコーディネート。エフォートレスなブライダルルックがとてもおしゃれ！
オリヴィア・パレルモ＆ヨハネス・ヒューブル（2014）
セレブ界きっての人気カップルとして知られ、両者ともファッションインフルエンサーとして活躍するオリヴィア＆ヨハネス。どんなに煌びやかなウエディングになることだろう…と期待されるなか、二人が選んだのは意外なシンプル婚！
実はヨハネスのビザの関係で、急遽挙式することになったという二人。緑あふれるNY郊外のベッドフォードにて、両親や共通の友人数人を招いた青空ウエディングを執り行ったそう。
注目はオリヴィアのファッション！ ウエディングドレスは着用せず、「キャロリーナ ヘレラ」のカシミヤニットに、チュールのスカートをコーディネートするという、スタイリッシュかつ自然体の花嫁ルックを披露。スタイリングはオリヴィア自身というから、お見事！
