映画『トイ・ストーリー』シリーズや『モンスターズ・インク』など、数々のヒット作品を生み出してきた「ピクサー・アニメーション・スタジオ」。5月22日(現地時間)にリリースした短編映画『Out(原題)』で、ディズニー初となるゲイの男性を主人公にしたことが話題に。


今年公開予定の映画『2分の1の魔法』で、レズビアンのキャラクターを初めて登場させたピクサーだけど、今回注目されたのは、ストリーミングサービス「Disney +」で公開した短編映画『Out(原題)』。同作は、ゲイの主人公にフィーチャーした、ピクサー初の作品であり、またディズニー初のゲイのアニメキャラクターに。

主人公のグレッグは、ボーイフレンドと同棲する前に、両親へどうやってカミングアウトをするべきか悩んでいるゲイの男性。

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予告編で公開されたのは、グレッグが、両親にカミングアウトする練習をしているシーンからスタート。そのときちょうど両親が訪ねてきて…。彼が信頼している犬のジムは、グレッグがゲイであることを隠すのを手伝うために、ボーイフレンドとの写真を引き出しの中に隠すが――といったストーリー。

同スタジオは、同性愛者を主人公として描いたことで、多くの人から賞賛のメッセージが届いたそう!

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「ピクサーが、LGBTQ+のストーリーを配信しました。 私は『Out(原題)』を観て、大号泣しました。 今すぐDisney +で観てください。 本当に素晴らしい作品です。 これを観た人が成長することを願っています!」
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「ピクサーの短編映画で、ゲイのカップルを観ました。ピクサーの短編映画で、ゲイのキスシーンを観ました。ピクサーの短編映画で、家族がゲイの息子を愛するところを観ました」
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「ピクサーの短編映画『Out(原題)』を、5回以上も観て、4歳の息子と素晴らしい会話を交わしたの。彼は観終わると、『性別に関係なく、誰でも愛することができるって、素敵だね!』って言ったわ」

これまで、「LGBTQ+キャラクターが不足している」ということで、批判されてきたディズニー。けれど2017年には、ディズニーチャンネルで、同性愛者であるという事実に立ち向かうキャラクターを初めて描いた、ティーン番組「アンディ・マック」シリーズを放送

また、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年公開)』では女性兵士のキスシーンを描き、映画『美女と野獣(2017年公開)』では、ガストンについて回る、ル・フロウをゲイとして描いた。

今回配信された同作は、「Disney+」でしか配信されておらず、日本にはまだ未上陸のストリーミングサービス。けれど、ぜひ日本に上陸したときは一番に観たい作品♡