アカデミー賞授賞式の壇上で起こった、プレゼンターのクリス・ロックをウィル・スミスが平手打ちするという事件は、ご存じのとおり大きな波紋を広げている。

事件が起きて以降初めて、ウィルのこの行動のきっかけとなった妻ジェイダ・ピンケット・スミスが、インスタグラムに投稿。現在の心境を明かしたとみられている。

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ジェイダは、写真もキャプションもなく、投稿に対するコメントも受け付けない形で、「いまは癒しのとき。そのために、私はここにいる」というシンプルなメッセージを発信した。

この一件の後、ウィルは『ドリームプラン』(日本公開中)で主演男優賞を受賞。授賞式後には家族そろって『ヴァニティ・フェア』誌が開催したアフターパーティに出席し、大勢の出席者たちからスタンディングオベーションを受けた。

94th academy awards show
Myung Chun//Getty Images

いっぽう、アカデミー賞の授賞式を主宰する米映画芸術アカデミーは、この件について正式に調査を行うことを発表している。

なお、ウィルはすでにクリスに謝罪しており、SNSでクリスに次のような謝罪の言葉を送っている。

「あらゆる暴力は有害であり、破壊的なものです。昨夜のアカデミー賞授賞式での私の行動は、認められるものでも、許されるものでもありません」

アカデミーが行う正式な調査の結果、何が起きるかはまだわからない(ウィルの主演男優賞がはく奪される可能性もある)。ただジェイダとウィルは、この一件を過去のものにする準備がすでにできている様子。

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