英ロイヤルファミリーを描いたNetflixのドラマシリーズ『ザ・クラウン』は現在、シーズン6の制作が進行中。製作側は、これが最後のシーズンになると発表している。だが、ひょっとするとNetflixはまだ、この人気シリーズに別れを告げる“準備”ができていないかもしれない――。

『サン』紙は、「ドラマの終了後、映画の形でこのシリーズを続ける可能性もある」というTV関係者の話を伝えている(いまのところ、あくまでも可能性!)。この関係者は、『ダウントン・アビー』と同じような形で継続されることもあり得るとして、次のように話している。

「思い切った変更のように思えるかもしれませんが、『ダウントン・アビー』は52話までのドラマに続き、映画版2作品を公開、大成功を収めました」

「映画、または特別シリーズであれば、クリエイターたちにはさらに柔軟に、時代やテーマを選ぶことができます。前日譚として、1930年代の(エドワード8世の退位に伴う)王室の危機に焦点を当てることもできます。また、ヘンリー王子とメーガン妃の出会いや、王子と兄のウィリアム皇太子の不仲について取り上げるなど、21世紀のロイヤルたちを描くことも、選択肢のひとつになるでしょう」
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Justin Downing/Netflix
『ザ・クラウン』シーズン6のワンシーン

ドラマのシーズン6では、ダイアナ元妃の悲劇的な死や、チャールズ皇太子(当時)とカミラ・パーカー・ボウルズの再婚が取り上げられる。また、交際を開始した当初のウィリアム王子とケイト・ミドルトン(キャサリン妃)の関係についても、描かれることになるという。

いずれにしても、映画版の製作はまだ決定したことではない。こうした『サン』紙の報道を受け、『RadioTimes』誌は「いまのところ、スピンオフ作品の制作に関する具体的な計画はない」と報じている。

とはいえ、シリーズのファンからすれば、『ザ・クラウン』の映画化は大歓迎のはず!

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