アメリカの人気テレビ番組『レイト×2 ショー with ジェームズ・コーデン』の司会者として知られる、コメディアンで俳優のジェームズ・コーデン(44歳)。彼は先日、食事に訪れたニューヨークの有名レストラン・バルサザールで店員に対して横暴に振る舞ったと、店のオーナーによって告発されました。

その後ジェームズがオーナーに謝罪したことが伝えられ騒動が収束したように見えた矢先、10月21日(現地時間)に彼が「私は悪くない」と語ったインタビューが公開され事態が再燃しています。

事の発端は10月17日(現地時間)、ニューヨークのレストラン、バルサザールを経営するキース・マクナリー氏のInstagramの投稿。マクナリー氏はジェームズの写真に添えたキャプションで彼に“出禁”を言い渡したことを明かしました。

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「ジェームズ・コーデンは非常に才能のあるコメディアンだけれど、ちっぽけでバカな男だ。25年前に(レストランを)オープンして以来、最も店員への態度が悪い客でした」
「私がお客さんを店から追い出すことは滅多にありませんが、今日は彼を追い出しました。彼の行動は、決して笑えるものではなかったんです」

マクナリー氏の投稿によれば、ジェームズは10月9日(現地時間)に来店した際、彼のパートナーが注文した「卵黄オムレツ」に卵白が少し混ざっていたことを指摘。店のスタッフが料理を作り直して提供するも付け合わせが間違っていたことに激怒し、スタッフを怒鳴りつけたそう。

しかし、その日のうちにマクナリー氏はInstagramを再び更新。ジェームズから謝罪の電話があったと言い「彼の行いを許す」と表明しました。


「ジェームズ・コーデンから電話があり、深く謝ってくれました。私自身、人一倍失敗してきたのでセカンドチャンスを強く信じています」
「すべての行いは許されます」

こうしてこの一件は落着したと人々が思った矢先、10月21日(現地時間)に公開された<New York Times>のインタビュー記事でこの騒動について聞かれたジェームズが「私は悪くない」と語っていることが判明。

「私は何も悪いことはしていない、どんな点から見ても」

これを見たマクナリー氏が困惑する心境をInstagramに投稿して、事態が再燃することに…。

「私は人の弱みにつけ込んでひどいことを言いたいとは思いません。特に1億ドルの価値のある人物を。しかし、ジェームズ・コーデンが昨日の<New York Times>で『どんな点でも間違ったことはしていない』と言ったのは、冗談なのでしょうか? それともスタッフに対する罵倒を否定したのでしょうか? どんなつもりだったとしても、彼が『自分はやっていない』と言おうとしているのは明確です」

マクナリー氏は続けて、ジェームズが罵倒したという2名のスタッフに直接謝罪すれば「今後10年間バルサザールで無料で食事を提供する」と彼に呼びかけました。

一度は収束したかと思った騒動の再燃に人々からも戸惑いの声が…。今後の展開に注目が集まります。

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARISA ISHIMOTO

COSMOPOLITAN US