デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻がロンドン西部の高級住宅地ホランド・パークに所有する豪邸に泥棒が入り、一家は「ひどくショックを受けている」という。事件当時、なんとベッカム夫妻と10歳の長女ハーパーは自宅にいたとのこと。

『サン』紙によると、泥棒が侵入したことには、3人とも気付いていなかったそう。外出していた三男のクルス(17)が真夜中過ぎに帰宅し、普段は誰も使用していない部屋の窓ガラスが割られ、室内が荒らされているのを発見したという。

クルスから知らせを受けたデヴィッドは、警察に通報。その価値およそ4000万ポンド(約64億円)とされる豪邸の中にまだ不審者がいないか確認したところ、人の気配はすでになかったものの、ブランド品や電気製品など、数千ポンド相当のものがなくなっていたそう。

この日は近隣のほか2軒も同様の被害に遭っており、住民たちは、この地域がプロの犯罪集団の標的になっていると考えている。

ベッカム 泥棒 豪邸
Darren Gerrish//Getty Images
ヴィクトリアが手がけるブランドのショーを見に来たベッカム一家、2019年撮影

ベッカム一家に近い関係者はこの件について、次のように話している。

「犯人たちは窓を壊して部屋に入り込み、いくつかの物を盗んで同じ窓から出ていったそうです。幸い、なくなったものはどれも、一家にとって特に思い入れのあるものではありませんでした」

またこの関係者は、「セキュリティは物理的にも、技術的にも非常にしっかりている」と強調しており、犯人たちがどうやって侵入したのか、けげんに思っているそう。実際、近隣の住民のほとんどは「常に防犯を重視していた」という。

警察は事件後、この家の監視カメラの映像を精査しており、男が門をよじ登って敷地内に侵入、窓を壊して部屋に入る様子を確認しているとのこと。

デヴィッドとヴィクトリアは、2013年に購入したこの物件と、ドバイとフロリダ州のマイアミに所有する自宅の間を行き来しながら暮らしている。

From COSMOPOLITAN UK