ウィル・スミスの妻で女優のジェイダ・ピンケット=スミス(47)が司会を務める、Facebookで配信中のトーク番組<Red Table Talk> 。最新のエピソードでは、「ポルノは恋愛関係をダメにするか?」をテーマに、実際にポルノグラフィー依存症(以降、ポルノ依存症)に苦しむ夫と妻を招き、問題について話し合った。

“ポルノ”という、人によってはセンシティブにもとらえられるテーマだけれど、ジェイダが今回のパネルメンバーとして選んだのは、ジェイダの母エイドリアン・バンフィールド・ジョーンズと娘のウィロー・スミス。母娘3代でこの話題に向き合うことに。

ポルノが人間関係や個人の生活に与えるインパクトについて議題する前に、娘のウィローは「品のあるものに関しては賛成」「芸術性があるものはね」と高級なヌードを好む傾向があると説明すると、母ジェイダは娘がポルノを見ることについて難色を示した。

…が、それはどうやら単にポルノを子どもは見るな!という理由ではなく、もし見るのであれば“本質的なポルノを見るべき”だからというもの。

「私が正しいものを見てきたってわけじゃないけど。でも、もし私がまだポルノのゲームの中にいる(ポルノを見て楽しんでいる)としたら、子どもたちには、何本かいいポルノを教えることができるわ」と話した。目を見開いて驚く娘に、ジェイダは自身も“ポルノ依存症だった”と明かした。

「昔のことだけど、私も少しポルノ依存症だったの。信じてもらえないかもしれないけど依存症だったときは、恋人関係はなかったわ」

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また、議論のテーブルに着くと「私は少し軽く“依存症”って言葉を使ってたようにも思うの。だから、禁欲しようとしていた私の人生のあるタイミングがあるんだけど、“ポルノとは不健全な関係にいた”と言うわ」 と話すジェイダ。

娘のウィローが、ポルノへの固執が“感情”から来たものなのかとたずねられると、「そうね。自分にとっての空しさを埋めるようなものだと、少なくとも自分では思っていた。でも、違ったわ」と過去を振り返った。

ポルノを見ることが、セックスについて恥ずかしくなく話すきっかけになると同時に、過激な作品などで恋人などに現実味のないセックスを期待させる…など悪影響も大きいことなど、様々な側面について赤裸々に話した3人。

アクセスが難しかった親の世代に比べて、インターネットの普及で子どもたちの“ポケットにポルノ”がある時代、母娘でも性やポルノを話題にし話し合うことは、これから必要なことだと言えそう。