ブラジリアン柔術を始めて2年。アスリートモデルの東あずささんが、柔術家として念願の青帯を取得しました！ デビュー戦から、あずささんの柔術に対する努力や奮闘を追ってきたコスモポリタンでは、彼女のこれまでを振り返るインタビューをこの春にオープンしたばかりの日本初の女性専用柔術道場「Carpe Diem Girlz Bjj」で行うことに。あずささんは今後、この道場で指導者としても携わっていくんだそう。自ら道を切り開く彼女が今、内に秘める思いとは…？
青帯取得おめでとうございます！ 大変な努力があったと思いますが、今のお気持ちは？
ありがとうございます！ 10代の頃に柔道をやっていたこともあり、正直言うと柔術でもすぐに結果が出せると思っていました。でも現実はすごく厳しかった。試合に勝てず、結果を出せない自分自身に苛立ちが募る毎日。モデルと柔術を兼業する私に対する厳しい声をいただくことも多くて、精神的に追い詰められたことも…。でもしょうがないですよね、ぽっと出の私が柔術家としてメディアに注目される。私が逆の立場だったら、同じように疑問に思うことがあったかもしれません。でも、この2年間練習を続けて、それを評価していただいて青帯になった。今ではそういった声は聞かなくなったし、少しずつ認められてきたのかな。道場や事務所の方達が励まし続けてくれたおかげで、ここまでやってこれました。
柔術を始めて2年。柔術に対する気持ちの変化はありましたか？
今はとにかく柔術が好きになりました！ 本音を言うと、柔術を始めた頃は有名になるためにやろうという気持ちが少なからずあったんです。モデルとして、私のアイデンティティになればいいなって。でも、今は素直に柔術が好きで、その良さを広く伝えていきたい。これまで応援してくださった方々に恩返しができればと思っています。
今後も柔術を続けるつもりですか？
もちろんです。次は紫帯を目指しますよ！ 青帯以上になると指導者としての道が開けるようになるので、そういった方面からも柔術に関わっていきたいと思っています。男性指導者にはないやり方で、女性や子どもに柔術の魅力を伝えていけたらいいですね。もちろんモデルのお仕事も並行して続けます。モデルのお仕事がどんなに忙しくなっても、柔術でのステップアップも諦めるつもりはありません。
最近オープンしたこの道場は、女性専用のスタジオだそうですね
そうなんです。私がお世話になっている道場「CARPE DIEM」がオープンした、日本初の女性専用道場なんです。内装も白を基調にした明るい色使いで、誰でも足を踏み入れやすい空間だと思います。ここで教えていただける先生方も女性ばかりで、「CARPE DIEM」代表の石川祐樹先生が集めた強い女性柔術家達による指導が受けられます。女性が安心して利用できると思うし、実際に女性の生徒さん達がすごく増えているんですよ！ 主婦の方からお勤めの方まで、ほぼ毎日初心者の方が来てくださっています。私もここで、勉強していくつもりなので、みなさん気軽に柔術にトライしに来てくださいね！
