過去に多くの一流モデルを輩出し、時代に沿ったコンセプトで毎年大きな注目を集めている、米スポーツ誌『スポーツ・イラストレイテッド』の水着特集。

2017年、この特集に初登場を果たし、同誌史上「最もカーヴィーなモデル」として話題を呼んだのが、当時23歳だったハンター・マクグラディでした。

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以降、ハンターは毎年同誌の水着特集号に登場している他、仲間と共に体型の多様性について発信するなど、ボディポジティブなマインドを広めるための活動を行っています。

そんな彼女が今月<Story+Rain>のインタビューに登場し、“自信の育て方”について言及。まず、普段の生活の中でハンターが大切にしているのは、自身のメンタルヘルスに注力することなのだとか。

「毎日アファメーション(肯定的自己暗示)やサウンドヒーリングを行なっています。落ち込むことがあまりないという人は、しっかりとメンタルケアに取り組んでいるのでしょう。肉体面よりも、精神面に磨きをかけることのほうが、最もパワフルになれる方法だと思います。私にとってはこれが、パフォーマンスに適した心の状態にあるかどうかを確認するための作業なんです」

同時に彼女は、自信は日々の積み重ねによって育っていくものだとも述べています。

「よく人に聞かれるんです。『自信を持つための秘訣は? どんな方法があるの?』って。でも、完璧な方法はありません。私だって気分が冴えない日はあるし、そういう時はやらなきゃいけない仕事があるのに、ただ寝転がっていたかったりしますよね。そんな自分を責めたりもするでしょう。でも、そういう日があったって良いんです」
「私は、それによって自分の価値が変わるわけではないと知っているし、自信を持つまでの道のりは、旅みたいなものです。私がよく自分に言い聞かせているのは、『ローマは一日にして成らず、自信も一日にして成らず』という言葉。気分が落ち込む日はこれからもやって来るでしょうけど、そこから何か美しいものが生まれることだってありますから」

また、ハンターが現在のようにポジティブな姿勢でいられるのは、お母さんによる影響も大きいそう。

「母は、私の体型を問題視することは一度もありませんでした。いつも褒めてくれたんです。母も私も自分の身体に心地よさを感じているし、彼女は昔から『体型や体重について話すなんて退屈だわ。どうでもいい話題だもの』と言い続けてくれたので、ありがたいことに、私もそういう考え方ができる人間になりました」

焦らずコツコツと、前向きな言葉を積み重ねていくこと。上手くいかない日があっても自分を責めず、しっかりと心をケアしてあげること…。

「なかなか自分に自信が持てずにいる」という方は、ぜひハンター流の“自信の育て方”を参考にしてみてくださいね。