今では有名なスーパーモデルたちにも、初めてのランウェイや、デビュー当時の初々しい時代があったんです。そこで今回は、永遠のファッションアイコンから今をときめく人気モデルたちの「デビュー当時」と「現在」をご紹介します♡
ツイッギー
「ツイッギー(小枝)」という愛称で知られるレズリー・ホーンビー。1966年、16歳でピクシーカットだった彼女の写真をフォトグラファーが美容院で見つけたことがきっかけで有名に!
当時の美の固定概念を覆す、華奢な体型とボーイッシュでイノセントな雰囲気が人気となり、20世紀のファッションアイコンに。1967年の大阪でのファッションショーが初めてのランウェイだとされている。
実はモデルをしていた期間はたった4年間で、その後は俳優、歌手として活躍。1971年には、ゴールデン・グローブ賞も受賞している。
現在71歳の彼女は2017年には「マークス&スペンサー」でファッションブランドをデザインし、歌手として『Romantically Your』というアルバムも収録。2019年には、ファッション、アート、チャリティに貢献したことで、チャールズ皇太子からデイムの称号を授与された。
アドリアナ・リマ
ブラジル出身のアドリアナは、15歳のときに「スーパーモデル・オブ・ザ・ワールド」のブラジル代表に選ばれ、世界大会で準優勝したことをきっかけにモデルのキャリアがスタート。その後ニューヨークに移り、大手モデル事務所「Elite Model Management」と契約。
そんな彼女の初ランウェイは1999年の「ヴィクトリアズ・シークレット」。この後エンジェルに任命され、18年間ショーに出演し続けた。アドリアナは、「ヴィクトリアズ・シークレット」以外にも、「マークジェイコブス」「デシグアル」などの数々のブランドと契約。スーパーボウルの広告にもなり、2015年には『フォーブス』が発表する世界で2番目に稼いでいるモデルに!
39歳の現在も、スーパーモデルとして活躍中のアドリアナ。2019年のベルリン・ファッション・ウィークの「メイベリン」のショーに出演したり、「プーマ」のアンバサダーモデルも務めている。
ケンダル・ジェンナー
ケンダルは、14歳のときにモデル事務所「Wilhelmina Models」と契約。11歳のときから『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演していたケンダルは、モデルを始める前からすでにセレブ界の一員だった。
そんなケンダルは15歳のとき、「シェリーヒル」のニューヨーク・ファッション・ウィークでランウェイデビュー。そのときについて「あの日のことは忘れません。モデルという職業が人生でやりたいことだとわかったからです」と話し、その後「エスティ ローダー」の広告塔にも選ばれた。
2015年から「最も稼ぐモデル」ランキング常連になり、2017年には15年間首位だったジゼル・ブンチェンを抜いて1位に。まさに現在のファッション界のスター!
ベラ・ハディッド
元スーパーモデルのヨランダ・フォスターを母に、姉に同じくモデルのジジ・ハディッドを持つベラ。そんなベラのモデルデビューは18歳のとき。
ジジが「IMG」と契約した1年後に同事務所と契約し、ニューヨークへ。初のランウェイは2014年の「デシグアル」で、その2年後には「Models.com」のモデル・オブ・ザ・イヤーに投票で選出された。
今では常に雑誌の表紙を務める人気モデルで、世界中のファッション・ウィークで活躍。モデル業界に欠かせない存在となった。
カーリー・クロス
カーリーはアメリカ・ミズーリ州育ちで、14歳のときにニューヨークに移り、モデル業をスタート。2008年にニューヨーク・ファッション・ウィークでランウェイデビューし、「カルバン・クライン」「マークジェイコブス」などのショーに出演。
2013年から2015年まで「ヴィクトリアズ・シークレット」のエンジェルを務め、2018年には『フォーブス』で世界で2番目に稼ぐモデルとして発表された。
28歳の今は、起業家という顔も持つカーリー。「アディダス」「エスティローダー」などのモデルを務める傍、「Kode with Klossy」という、10代の女の子にプログラミングスキルを教える団体を立ち上げ、他にもリアリティ番組『Program Runway』の司会なども務めている。
アシュリー・グラハム
アメリカのネブラスカ州出身のアシュリーがモデルを始めたのは13歳のとき。モデルのキャリアのために、高校を卒業してからはニューヨークにお引越し。それから多くの雑誌や、「ノードストローム」「メイシーズ」などのブランドの広告を経て、2015年には「アディション エル」のランウェイに登場。
2016年には、プラスサイズモデルとして初めて『スポーツ・イラストレイテッド』の表紙になり、2017年に「マイケル・コース」のモデルとしてもキャットウォークを歩いた。
現在も絶大な人気を誇り、SNSで発信するパワフルなメッセージで女性たちのロールモデルに! テレビ番組『American Beauty Star』の司会や、「プロノヴィアス」からプラスサイズのウェディングドレスラインもリリースしている。
リリー・オルドリッジ
リリーは16歳のときの「アバクロンビー&フィッチ」でのモデルが、初めてのお仕事。実はリリーの家族は、全員がアートとファッションに携わっていることでも有名。父は「ローリング・ストーンズ」のアルバムの表紙などをデザインする有名アーティストで、母は『プレイボーイ』のプレイメイトとして活躍していたモデルだったのだとか。
リリー自身は2007年22歳のとき、「イーガル・アズローエル」のニューヨーク・ファッション・ウィークでランウェイデビュー! 2010年から「ヴィクトリアズ・シークレット」のエンジェルでもあった彼女は、2018年に引退。最近は、モデル業よりも、自身の洋服ブランドや香水ブランドに力を入れているよう。
ジョアン・スモールズ
プエルトリコ出身のジョアンは、心理学の専攻で大学を卒業してから、「Elite Model Management」と契約。そして同年、「トリーバーチ」のショーでランウェイデビューを果たした。2009年からは「IMG」所属のモデルになり、2010年には「ヴィクトリアズ・シークレット」でも活躍。
2015年からはデザインにも力を入れているジョアン。デニムコレクション「トゥルー レリジョン」や、水着ライン「スマート&セクシー」、そして「エスティーローダー」ともコラボするほど引っ張りだこ!