ドラマ『Girls』で知られる女優で脚本家、ボディアクティビストのレナ・ダナムが2月23日(現地時間)Instagramでロングヘア姿のセルフィをシェア。この投稿には過去に刈り上げにした理由が明かされていた。


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「2年半前、髪を刈り上げたの。おしゃれを楽しむためとか、セクシーに見せたいからとかじゃない。自己免疫疾患で髪が抜け始めて、今すぐに近くの床屋に行って7ドル(約770円)出して刈り上げなきゃっていうくらいの状況だった」

彼女は髪を刈り上げて人にどう思われるか不安だったことや、そのとき自分に何が起こっているのかはっきりわからなかったと説明。

「そのときは自分の健康状態がどうなっているのかわかってなかったし、周りの人にどうやってこの不安を伝えたらいいかわからなかったの。だから周りの人には『レナがまた突飛な髪型をしてるよ。毎週子どものころから工作用ハサミで切ってる前髪みたいに』って思われていたはず」

彼女は刈り上げヘアもとても美しいと思っていることを語り、長い髪じゃなきゃ女性的じゃないという世論や髪を伸ばすサプリ、エクステには否定的なことも綴った。そして彼女にとって、長い髪は健康になれた証拠だという。

「だけどここ数年の私の髪の成長は、生き続けてるっていう証だった。何もしないであげることで、全部なくなった髪も帰ってきてくれた。この身をもって学んだ経験はこれからも大事にするけれど、多分また刈り上げにすると思う。今度は楽しむだけのために!」

レナはここ数年多くの病気と闘っている。子宮内膜症を起こしたことから2018年2月に子宮摘出手術を行い、線維筋痛症という全身に激しい痛みが生じる症状に悩まされていることもInstagramで投稿。そして2019年、エーラス・ダンロス症候群という皮膚、関節、血管などが脆いことから様々な症状が生じる疾患も明らかにしている

常にポジティブな姿勢で病気と向き合っているレナはそれをまさに体現! 2019年4月にInstagramで「sick(病気)」とロープ柄で綴ったタトゥーを首の後ろに入れたことをシェア。

「人に言われるのが1番怖い言葉が、自分に1番言いたい言葉のこともある。タトゥーを入れてくれてありがとう @havenstudiobk (タトゥースタジオ) 。そして私の女友達たち、このめまいがするけど最高の人生を一緒に歩んでくれて感謝するわ。私はあなたたちに捕らえられてるから!」

多くの病気を抱えるレナだけど、体重が増えてからの方が幸せであることや、1年薬の服用を止めることに成功したことなど、想いを正直に語り、たくさんのポジティブなメッセージを発信している。そんなレナの姿に私たちも勇気づけられる♡